モンテッソーリ教育実施園で30年以上現場で働く現役保育士、

母で、妻で、嫁で。ばあばにもなっているrinzeです。

 

今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。

 

今朝は、2月というのに、いいお天気で

陽射しが柔らかく、なんだかちょっといい気分。

 

ふとみると、

建物の陰に男の子。

鞄も背負っているし、荷物も持ったまま

上靴のまま下に降りてしまってる。。。

 

「え?!なにしてるの?シューズでしょ。」

 

視点の先にてんとうむし。
 

「さわりた~~~い。てんとうむし触りたいのに。」

 

「でも、シューズだよ。靴、履き替えないと。

まずは鞄、お部屋に置いてきてよ。」

(このあたりが、つまらない大人のセリフだわ・・・)

 

「いやだよ。だって、その間にいなくなっちゃうから。」

 

「そうだよねぇ。

 

でもね、ほら、まずはお部屋にいって、先生に挨拶してきたら?

先生、ここでてんとうむし、見張っとくから。」

 

「え~~。。。何でダメなの?てんとうむし触りたいのに。。。」

 

ほんと。何でダメなの?   だよね。

 

で、「何でだめだと思う?」と聞いてみた。

 

「ねえ、先生が言ってよ。何でダメなのか、先生がいってよぉ。」

 

「自分で考えてよ。考えて、1番いいと思うことをしてよ。」

 

「え~~なんでえ?」

 

そういうやりとりが続きましたが。

 

案外とわかっているんですよね。

でも、やめられないんだ。

テントウムシの魅力に負けちゃうよね。

 

なんでかなぁ

どうしたらいいかなぁ

どんな方法がある?

 

先生は決められないよ。

君のことは君が決めた方がいいじゃない。

君がほんとにそれが1番いいって思うなら、それでいいんじゃない?

悪いことは選ばないでしょ?

悪いことをする子になりたいんじゃないもんね。

 

ゆっくりゆっくり

「なんでぇ??」

「ねえ、ちょっと、なんでなのぉ?」

 

そう言いながら、自分のことを自分で決めていく

その過程をじっと待つしかない。

 

私が「こうしなさい!」なんて言ったなら、

ブーブー怒りながら、文句言いながら、

いやいや行動するでしょう。

 

最終、自分を動かすのは自分しかいない。

そして、その行動の責任は自分だ。

 

それはいくら幼くても、

幼いなりに考えたらいいし、

間違えてたら、やり直したらいい。

敢えて、

簡単で、楽で楽しくて考えなくていいことを選ばない。

 

子どもたちが困った行動をしたとき

一体どうします?

どうすることが、その子の未来を輝かせる経験につながるの?

 

そんなことを一緒に考えて、

親子の絆を強くする。

子どもの困り顔を笑顔に変える。

rinzeの『子育て親育ちサロン』では、

それぞれ、我が子に合わせて、我が家の会話を考えます。

 

だって、我が子はかわいい。されど子育ては簡単じゃない。

でも大好きだから、いいお母さんでいたい。

私自身がそうありたいから・・・・ね♡

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

今日のご縁に感謝いたします。