モンテッソーリ教育実施園で30年以上現場で働く現役保育士、

母で、妻で、嫁でばあばにもなっているrinzeです。

 

今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。

 

昨日、スニーカーを探しにスポーツ店に行っていました。

 

そこでの出来事。

 

お父さんと子どもが、私と同じように靴を探していました。

 

「これはどうだ?」

「いやだよ、もっと光ってるのがいい。」

 

「これは?ここ光ってるやん。」

「ん~~~。青がいい。」

 

幼稚園くらいの男の子でした。

 

最近の子どもの靴って、

結構大人並みの値段がついていますよね。

 

ナイキとかプーマとか、お父さんは一生懸命でしたよ。

 

お父さんがあんまりにも頑張ってるから、

なんだか微笑ましくて、

傍で自分のを探しつつ

親子の会話を楽しませてもらっていました。

 

いろ~~んな靴を履いてみて、

とうとう

「これ!これがいい!これにする!」

と大きな声が聞こえました。

 

「よし!これやな。これか。よし、これや。」

お父さんもうれしそうな声。

 

「じゃあ、これがほしいですってサンタさんに手紙書こうな。」

 

「嫌じゃ、今欲しい。」

 

「ちがうちがう。サンタさんにもらうんやって。

 帰って手紙かくぞ。決まってよかった。

 さあ、帰るぞ。」

 

お父さんの一生懸命さがなんとも健気な感じで、

仲良く手を繋ぐ後ろ姿を見送りました。

 

 

うちの子どもが小さい時は、

なんとなくサンタさんに欲しいものを

会話からリサーチしながら、

こちらの事情も加味しながら

こそっと準備していました。

 

園でも、

サンタさんからのプレゼント見にトイザ○●に行ってきた とか

サンタさんにお手紙書いたよ とか

サンタさんに聞こえるように夜毎日お願いしてる 

なんて会話が聞こえてきます。

 

子どもが

これがほしいなぁ、なんて思いながらも

なにが届くんだろうってわくわくするのって楽しそう。

 

ん~~~

私はね、

北の国から、夜空をそりに乗ってやってくるサンタさんが

どんな物を選んでくれるのか、

サンタさんが決めてくれたプレゼントを楽しみにする

そんな夢みるわくわく時間を大切にしたいなぁ

なんて思ったりするのです。

親も、何にしようかな、って考えるのたいへんだけど。

 

子どもといっぱい話して、

サンタさんにお手紙書いてみたら?とか言ったりして

様子をうかがったり、

普段の様子から、

これ、あったら喜びそうだし、役に立ちそうって考えたり。

プレゼントを贈る準備の時間までもが楽しくなる。

 

それぞれに色々考えて、思いあって・・・

その時間も楽しめたらいいな・・・

 

 

みなさんのクリスマスプレゼントってどんなふうに決まるんでしょう。

 

親だからこそ、

サンタさんの存在を信じる感性を大切に

わくわくドキドキ感を守って

とびっきりの笑顔を見たいですよね。

 

空想の世界を大切にする

見えないものを信じる

 

これって子どもの成長にとても大切なんです。

 

真実を知ることと、

本当じゃないかもしれないけれど、

夢のある世界を信じることと

違うレベルで大切なんです。

 

どんなふうに?

 

どう思いますか?

 

知識が増えることと心の成長は別だと私は思っているんです。

 

rinzeの『子育て親育ちサロン』では、

知識も大切。

でも心の育ちも大切にしたいと思っています。 

 

クリスマスまで、あと少し。

プレゼントを準備しなくっちゃ。

ほんわか気分になりますね。

大好きな人を思いやるいい季節です。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

 

今日のご縁に感謝いたします。