モンテッソーリ教育実施園で30年以上現場で働く現役保育士、

母で、妻で、嫁で、ばあばにもなっているrinzeです。

 

今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。

 

運動会で、定番のかけっこ。

いわゆる『個人走』ですけど・・・・

 

得意な子はいいけど、

頑張ってるけど、走るのが得意じゃない子って

やっぱりいますよね。

 

1位がいるっていうことは

2位も3位もいて、最後の子もいる。

当たり前。

 

で、1位の子どもたちを集めてかけっこしても

1位ができて、2位ができて、最後もいる。

 

だから、

要は

組み合わせで1位になったり最後になっちゃったりする。

 

1位がすごくて最後がよくないわけじゃないってこと。

 

競争心がいらないんじゃなくて

競争して、1位目指して頑張るのは素晴らしいけど、

負けたからって悪いんじゃないよってこと。

 

こういうことを伝えたいなぁ

と思っています。

 

2位や3位の子には

惜しいじゃん。

もうちょっと早く手と足をうごかしたらいいんじゃないかなぁ。

 

最後の子には

最後までよく頑張ってたよ。

最後でも、一生懸命がんばれるのは 

すごいと思う。

最後までスピード落ちてなかったもんね。

とか・・・・・

 

それぞれにかける言葉ってあるんだけれど。

 

 

 

かけっこの途中で、最後になっちゃうと

バタッと倒れて走らなくなるお子さんがいます。

頑張れないんですよ、最後って嫌だから。

 

リレーのアンカーになっていて、

自分の番になるとき、

断然遅れてバトンが回ってきたら、

ふてくされちゃうお子さんもいます。

アンカーになるってことは、一人ならとても速いんです。

でも、その走りをもっても絶対追いつけないほど離されていたら・・・?

 

その気持ちもわからなくはない。

 

でも、その気持ちを容認もできない。

そういう思いに打ち勝つ強さ

そういう気持ちを切り替える前向きさがほしい。

 

さて、それにはどうしたらいいかな。

 

 

普段の生活の中で
小さな出来事の積み重ねの中で

培われていくと私は思っています。

 

できていることばかりに焦点を当てて話していると

できていないことを受け入れにくくなりませんか?

できにくいことを、できるようにしている過程に焦点をあてると

その気持ちの持ちようが変わってくると思うのです。

 

運動会って、結果オーライみたいになりがちだけど

子どもはそれでいいかもだけど

 

大人は、

運動会という行事の中で

子どもに何を経験して欲しいんだろう。

何を学んで欲しいんだろう。

 

生きる力として

大切ななにかをつかんでほしいと思います。

 

そのため、親ができることは?

親が子どもに発する言葉は?

 

子どもたちの輝く未来に

子どもと一緒に笑顔でいたい。

だからこそ!

親の言葉、表情、態度って大事だって思っています。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 

今日のご縁に、感謝いたします。