モンテッソーリ教育実施園で30年以上現場で働く現役保育士、
母で、妻で、嫁で、ばあばにもなっているrinzeです。
今日も読みに来てくださって、ありがとうございます。
違うってわかっていても・・・
の瞬間っていっぱいあります。
「わかる」と「認めて受け入れる」は
私の中では、すこ~し違います。
双子だと、同じ場面で、違う二人に
違う反応をしなくっちゃいけなくて・・・
小3のころ・・・
算数の文章問題を解くときに、
計算は丁寧にすればなんとか。
でも、文章題は読み解かなくっちゃいけなくて
その読み解きが既にむつかしい。
片方は、すらっと解ける。
片方は、読み解きに時間がかかる。(時に進まない)
一緒に始めても
終わりは一緒にならない。
当たり前なんだけど。
いつも隣でささっと終わらせていく姉妹をみて
なんにも思わないわけないし・・・
「早いほうがいいわけじゃない」
なんて言ってもなんだかね。
幼稚園や学校でも
することが早い子はいつも同じで
それがすごいと言われてしまうと、
頑張ってても時間がかかる子は辛いよね。
さあ、どうする?
人は人。
自分は自分。
この感覚をしっかり持たないと
おとなだって
心が折れそうになることってある。
違ってていいんだ。
違うのが当たり前なんだ。
違うからいいんだ。
それは、
おとなたちの言葉や態度から感じるはず。
この算数問題の私のもやもやを
当時の担任の先生にお話したとき
「大丈夫ですよ。
○さんは1回ではよく飲み込めないこともありますよ。
でも、彼女は、わかるまでこつこつ頑張る力を
ちゃんと持ってます。5回やったらできるようになるなら
ちゃんと5回しますよ。10回したらわかるなら、10回します。
だから、待ってあげてください。」
みたいなことをおっしゃってくれました。
そして、この話を二人に話しました。
ふう~~ん。。。。
でも、二人はいい顔してました。
違いを認めて、受け入れて、それから・・・
ひとり一人を輝かせるには
大人のセンスって必要だなって思いました。
rinzeの『子育て親育ちサロン』では、
お母さんたちの今の思いを分かち合います。
私の子育てもやもや経験や失敗経験、案外いいかも経験と
保育士として、1000人以上を小学校に送り出し、
同じくらいの数の保護者との関わりの中で得た
学びと知恵と知識とで、
子育てモヤモヤ中のお母さんの伴走します。
子どもたちの未来を輝かせ
その横で一緒に笑っていたいですもんね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
今日のご縁に感謝いたします。