モンテッソーリ教育実践園の現役保育士、母で妻で,
とうとうばあばにもなっているrinzeです。
今日も読んでくださってありがとうございます。
給食が苦手っていうお子さんって、残念だなぁ~と思います。
でも、私の娘も一人、とても少食で、半分食べるのが必死だったみたいです。
給食費半分捨ててるようなものでした。もったいない・・・
「食べる」という行為は「生きる」ために欠かせない行為です。
どうせなら、楽しみたいですよね。
食べ物の好き嫌いは・・・・・まあ、ありますよね。
まず、「嫌い」を
「あんまり好きじゃないんだね。」
と言い方を少し変えてみる。
すこ~しニュアンス、柔らかくきこえません?
「嫌い!」というより、「好きじゃない」ほうが。。。。
「え?!これ好きじゃないの?
美味しいよぉ~。栄養満点だしね。」
なんて言いながら、
この食べ物の栄養価値や
その食べ物に関する豆知識、雑学など、
あれこれ話しながら、美味しそうにパクパク食べる・・・
とにかく、美味しそうにパクパクもりもり。
え?そんなにおいしい・・・・?
おかしいんじゃないの、この先生。。。。
そう思わせるほど食べる。
なんで、そんなに美味しそうにしてるんだろ・・
ただの嫌いな食べ物から、
ちょっと興味もてるように変えていく。
ある日、ちょっとだけ口に入れてみる?
隣の人がポリポリ美味しそうな音でお漬物を食べていると
なんとなく、興味でてきて、食べたくなるでしょ。
あの心理をつかいます。
たしかに、この食材、食べれないからって、
生きていけないわけじゃない。
でも、みんなが美味しいねって食べているときに
一緒に美味しいねって食べれた方が、幸せじゃん。
もちろん、我慢しながら、
「おえっ」って思いながら食べるんは違うけど、
なんとなく、楽しい気分を共有できたら
幸せ、ラッキーなことですよね。
「全部食べなさい。」
これは、しんどいことです。
でも、
「今、4歳?んじゃ、4口頑張ってみよ。
そうして、少しずつ食べれるようになって、
大人になったら、きっと全部食べられるようになるよ。」
「食べ物を残して捨てることは、とても悲しい事なの。
食べ物がなくて、苦しんでいる人もいるの。」
子どもにとって、そんなこと知ったことじゃない。
目の前のこの食べ物は、自分にとっての悪に近い。
だから、この説明は、なかなか説得力に欠けるのです。
「いつか、ぜ~んぶ食べれるようになったら、いいよね。
食べれな~い、って言うより
全部食べた!って言う方が嬉しいもんね。
だから、今は、歳の数だけ頑張ってみよ。」
歳の数だけ、
この言葉は結構有効です。
子どもたちは3歳から4歳に、4歳から5歳にと
一つずつ大人に近づく事が嬉しいし、誇りだし、自慢ですから。
「食べる」か「食べない」かの両極端ではなくて
その中間のところを上手に声かけてみる。
せっかくの生きるために大切な「食べる」時間が、
辛く悲しい修行の時間にならないように・・・
大人の言葉の使い方、言葉のかけ方、
大人の食べ方、援助の仕方・・・
子どもたちの何倍も生きてきたんですもの。
その時間を、子どもたちを救う知恵としたいですよね。
大人のちょっとした言葉、表情、行為で、
子どもの未来は変わってきます。
それって、どんなこと?
目の前の子どもによって変わります。
その効果的な言動を見つけるお手伝いをします。
月に一度、「子育て親育ちサロン」を開いています。
子育て頑張ってるのにしんどさが先にたってしまうような
頑張っているお母さんたちと、分かち合いの時間です。
モンテッソーリ教育実施幼稚園で、30年以上働く現役保育士です。
関わってきた子どもたちは1000人を超えます。
私自身も3人の子どもを出産し、育て、もうばあばになってます。
この経験で、お役に立てると思います。
一度、お話してみませんか?
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日のご縁に感謝します。