わたしのことは一つの生命体として、

どうやら興味があるらしい吉だんな。



昨日の記事でも書いた通り、

吉だんなのおかげで、わたしは妻として、

だいぶラクに過ごさせてもらっています。



けれど。けれどね。

そんなだんな様だからこそ、

苦しかった面もあるのです



というのも、吉だんなは、

わたしを受け入れてくれているのに、

わたしは吉だんなを受け入れられず、

感情的になる場面が多々あったからです。






























怒るのはいつも、

わたしばっかり。






























泣くのもいつも、

わたしばっかり。






























だいたい安定している

(ように見える)吉だんなと、

だいたい不安定でいる

(ように見える)わたしの姿。



なんだかすごく、

自分が器の小さい人間であることを、

見せつけられているような気がして、

情けなくて恥ずかしくなること多々。



その根底には、

しょっちゅう不安定なのも、

怒ったり泣いたりするのも、

よくないという認識がある。



今でこそ、だいぶ生活も落ち着いて、

「どうしようもねーことじゃわ」と、

わたしも開き直ってきましたが。笑



子育て真っ只中のときなどはよく、

吉だんなの発言に突っかかりながら、

感情的になってケンカしていました。



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うお座「 あのさ。吉だんな。

食器置き場にお皿を重ねるときは、

もう少しキレイに並べてくれる? 」

やぎ座「 はいはい。わかりました。

りなさんはねぇ。細かいねぇ… 」

うお座「 …悪かったね 」

やぎ座「 えっ???? 」

うお座「 お皿を割りたくないから、

ちゃんとお願いしてみただけ。

小さなことまで気になる嫁で、

それはそれは悪かったですね!!! 」

やぎ座「 いや、責めるつもりじゃなくて 」

うお座「 細かいことを気にされたくないなら、

他のお嫁さんをもらえばいいじゃない! 」

やぎ座「 はっ?なんでそんな話に!? 」

うお座「 なんでも優しく受け入れてくれる、

おおらかな女の子と結婚したらどう!?

わたしには無理!おおらかとか無理! 」

やぎ座「 最初から求めてないから大丈夫だ 」

うお座「 求められない女で悪かったね!

でも!吉だんなについていける人なんか、

なかなかいないと思うわよっ!!!!! 」

やぎ座「 りなさんについていける人も… 」

うお座「 ○×□△×



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吉だんなの一言も、

火に油なことがありますが、

もうね…疲れていると特に、

突然こうなってしまいます。



そんな自分がまたイヤになる。

場の雰囲気を壊したことに対して、

罪悪感でいっぱいになってしまう。



こうして文章にすると、

改めてわかるのですが、

そういう自分への罪悪感から発言が、

ひねくれてしまうんだなと思います。



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うお座「 ゴメンなさい… 」

やぎ座「 おお。りなさん 」

うお座「 ひどいこと言っちゃった 」

やぎ座「 いやいや。俺もゴメンね 」

うお座「 あのね。さっきの一言ね。

わたしを否定されたような感じがして、

イヤだったの。悲しくなっちゃったの 」

やぎ座「 そうかそうか 」

うお座「 最初からこうやって、

落ち着いて伝えられればいいんだけど、

わたしにはできないの…うっうっうっ 」

やぎ座「 それが人間というものだろう 」

うお座「 吉だんな、イヤじゃないの? 」

やぎ座「 そりゃ突然だとイヤだけどね。

りなさんの怒りは生理現象だから 」

うお座「 …………… 」



カラカラ夫の隣で過ごす、

ジメジメ妻が感じる苦悩。



そのテーマは、

いかに自分をそのまま受け入れられるか。

にかかっているのだろうな…と思います。