走り巫女記 -14ページ目

走り巫女記

独身アラサーが好き勝手書いてる。ビギナーライダー。生まれ変わったらみちょぱになる。



北海道ツーリングから帰ってきました。

それはそれはもう、めっっっっっちゃ楽しかったです!!

感情の鮮度が高いうちに早く筆を執りたかったんだけど、たった2日休んだだけなのに、出社したら諸々大変なことになっており………。

帰宅後も忙しくてまとまった時間が取れず、更新が遅くなりました。
まじで現実が嫌すぎて早くも北の大地に帰りたい。

この素敵な思い出をまた見返せるように、丁寧に書きますのでお付き合いください。


1日目朝。
札幌駅近くのレンタルバイク屋さんに向かうと、
すでに用意されていました。

この子がわたしの相棒となる
YAMAHA MT-07 だっ!



かっこいい!しかも傷一つないピカピカ車体!
こんなイケてるバイクお借りできるなんて最高じゃないっすか。

わかってはいたけど足つきは悪いです。
停車時には骨盤ごとズラしてつま先をやっとつけるような感じ。
この乗り方は教習所でNCのときに習得したのでお手のもの。短足勢はお判りいただけるよね。

絶対倒さないように気をつけよう……



そしてSRの相棒がこちら

Kawasaki W800



いつものSRがひと回りもふた周りも大きくなったようなクラシカルなデザインとフォルム。

なんといってもエンジンのドコドコ音がかっこいいっ
日本の由緒正しきスタンダードバイクといった感じだ。

普段はわたしがKawasaki、SRがYAMAHAなので、なんだか新鮮な感じです。


さて、各々車体の説明を一通り受けまして、
準備をしていざ、出発っ!






……………







早速起こりましたハプニングその1








SR「インカムのマイクがないっ!」








先に送っておいたヘルメットと一緒に入れておいたはずのインカム。

中に入っていたのは本体だけで、付属のマイクは梱包漏れだったみたい。




そういえば飛行機の中で……



「もしヘルメット届いてなかったらどうする?www」

「ヘルメットは借りればいいけど、わたしブーツ無かったら絶対足つかないwww」



てか、インカムちゃんと入れたっけwww





なんて笑い話してたけど……

早速フラグを回収する我々。

リアルタイムで共有したい感情に溢れるであろうこのツーリングに、一生独り言貫くのはアホすぎるって(笑)


旅に思いがけない出来事はつきものだけど、
もう面白くなるしかないじゃんこの旅www


急いで近くのバイクショップに片っ端から電話をかけ、ビーコムの「マイクのみ」を取り扱っているかを聞き回るSR。

ちなみにいつもしっかりしてて用意周到な彼女がこういう失態をやらかすのは珍しい。


何件か問い合わせをし、在庫のある店舗を発見できたので
北海道ツーリングの幕開け、真っ先に向かうはオートランドでした。



いや〜あってよかったバイクショップ。



こうして片割れの命を復活させ、
お互い声の温度が伝わった瞬間、歓声を上げる2人。

やっぱこれがなきゃ、ツーリングの楽しさ半減だよね!!

というか、せめて「本体」があったのは幸い。
ここで本体ごと購入していたら酒が飲めなくなるところだった。


気を取り直して出発!

まずは羽幌町にあるお魚屋さんでのランチを目指します。

バイクショップからの大通からすぐの高速に入る。
このころにはMTの操作感覚も掴んできて、もうすでに楽しい!

前日の大雨で空は綺麗だし、気温も快適で爽快♪





ただ・・・・・




風が強い!!!





前を走るW800も、横風に煽られて車体が流されているのがわかる。


風が全身を突き刺すように当たり、
あらゆる贅肉が削げ落とされる感覚。
二の腕なんかアザにでもなっているんじゃないかと思ったほど。


とにかく痛いwwwwwww


これが北の大地の洗礼か・・・・・



でも、MTの頼もしいパワーのおかげで全然怖くないの。

ものすごい風圧にも負けずに、安定して走行できるすごいバイク!

轟音のなかぎゃあきゃあ言いながらひたすら風の中を走る私たち。

だけど不快よりも楽しさが勝る。
大型バイク大正解だ。


とはいえ無理はせず、途中PAで休憩。



時間を確認すると、このまま羽幌町まで行くとランチの営業時間内に間に合わなそう。

計画変更、留萌の漁港辺りを目指して再び走ります。



ひたすら風の中、やっとこ高速を降りて留萌に到着。この時すでに14時近く。

朝から何も食べていないので、どこでもいいから海鮮丼食べよう!
ってとこで、市内をふらっと走っていたら目に入った「蛇の目」さんでお昼にすることに。

なんの情報もなしにやってきたけど、
あとで調べたら留萌の歴史あるお寿司屋さんでした。
  

バイクを停めていると、
ちょうどお店の前でバスに乗り込もうとしていたおばあさんに、

「こんな大きなバイク乗ってるの?すごいじゃない!」

とバシバシ背中を叩かれながら褒められ、困惑するわたしたち。


あぁ・・・"旅行"しているなぁ。



時間も時間なので、そこまで待つことなく、
店内の個室に案内され、早速おすすめの海鮮丼を注文。



特に、数の子ととびっこの味が濃くておいしかったです。
数の子は留萌の名産なんですね。

お腹も満たされたので、どんどん北へ進みます。

さて、ここまでの前半戦ルートがこれ↓


続いて稚内までの後半戦はこのルート↓



待ってました、日本海側ドライブルートオロロンラインを走ります。


私「オロロンって何?」

SR「あー、アイヌ語で"海"。だからオロロンラインは"海の道"だね」


とかなんとか適当な会話していると、※正解はググってね

やっと見えてきた海!






近くにいたライダーさんに撮影をお願いしました。



綺麗だねーー。


それにしてもほんとうにずーーーっと真っ直ぐな道。
なんにも考えることなく、自然を堪能できる贅沢。

そしてヤエー返答率は驚異の100%

楽しすぎるよ北海道・・・・。


そして、わたしたちが映えスポットとして最も行きたかった場所の一つ、この道道106号稚内天塩線にある、オトンルイ風力発電所へ。

ここはわざわざ向かった、というより、
走っていたら突然風車が現れた、という表現がしっくり来る。

浜の風を受け、巨大な風車がまっすぐに空に向かって立ち並ぶ姿。

これはまぁ非日常的だ・・・・。



エモい……エモすぎる……





初日にして言い切りますけど、
このツーリングで見れた景色のなかで、ここが一番好き。


わたしの走馬灯入りが確定した瞬間です。











ずっとここで夕日を眺めていたかったけど、
街灯のないこの道で、
真っ暗な中の運転は避けたかったので、後ろ髪引かれながら稚内を目指します。



そうしてなんとか日没前に、稚内市にあるホテルに到着。

乗り出してからここまでおよそ330km

意外とあっさり来れたな、という印象。

ほとんど直線だったのもあるけど、
大型バイクって、本当に疲れないんですね。


初日はなんとか倒さずに済んだ……
ここまで連れてきてくれてありがとうMT!


チェックインを済ませ、軽い足取りで向かうは南稚内駅方面。

一軒目は、煌々とした赤提灯が、いかにも地元で愛されていそうなお店へ。


記念すべき最初の1杯目はもちろんサッポロ生っっ!


キンキンに冷えたグラスで提供されて、もう最っっっ高!!!

喉乾かしておいてよかったあーーー!
おすすめされたインカのめざめとししゃもをつまみに、あっという間に2人とも空にしました。


そこから何杯もずっとビール。
ビール大好きなSRはともかく、私は普段ビールは最初の1杯しか飲まないんだけど、ここの生は本当においしくてずっと飲んでしまいました。

気さくなおかあさんと優しそうなおとうさんの会話で賑わうカウンターからの声も心地よい。

「また帰ってきたい」と思えるお店でした。

もちろんハシゴします。
2件目もクラシックで乾杯~!


つぶ貝美味しかったなあ。

ダラダラ飲んで、もう一軒!
・・・・行きたかったけどお店が空いてなくて断念。

私たちの興奮と対照に、稚内の夜は静まるのが早いみたい。


仕方なく、真っ暗な道を歩いてホテルに帰ります。

途中セイコーマートで、お酒やらお菓子やら調達。


セコマ行くと、あぁ北海道来たなーって感じするよね。

ホテルに戻り、さて、今日の写真でも見返そうかな、
とベッドに体を沈めた瞬間、全身の力がふっと抜けていきます。

目を閉じれば、
インカム越しのSRの言葉や、エンジンの音や、夜の笑い声が意識の遠くで混ざり合って・・・・

二人して死んだように寝てしまいました。



そんな1日目でした。 つづく