コロナ感染者がどんどん増加している。
いったいこの先どれほど増えていくのだろう。
とうとう身内にもコロナ感染者が出た。
東京に住む妻のお姉さん家族。
旦那さんが発熱しPCR検査、コロナ感染。
濃厚接触者となった妻のお姉さんと子供もPCR検査、子供は陰性、しかし妻のお姉さんは陽性だったようだ。
元々から人ごとだと思っていないが、身内に感染者が出ると凄く身近に迫ってきている感じがした。
出来ることは限られてはいるが、感染対策をしながら不要不急の外出はできるだけ控えて生活していきたい。
東京オリンピックが始まった7月下旬のことだった。
仕事を終えてスマホを見たとき、一通のラインが来ていた。
その送り主は、中学、高校と同じ学校に通った1つ下の後輩Yちゃんである。
バスケットボール部で共に汗を流し、社会人になってからも一緒のチームでプレーし、私の仕事が忙しくなりバスケットボールをやめてからも3ヶ月に1度は飲みに行くような仲であった。
お互い経営者ということもあり、仕事の話でも良き話相手として私の少ない親友の1人だ。
家族同士の付き合いもあった。
栗拾いにいったり、バーベキューをしたり、Yちゃんの長女と我が子の末っ子長男が同級生で同じ小学校にも通っている。
長女が亡くなった去年の8月18日のことだった。
長女が亡くなったとYちゃんに報告した時、Yちゃんは家族を連れて車で遊びに行っていた。
しかし報告を受けてから涙で運転ができなくなり、Yちゃんは家族に謝って遊びに行くのを中止し、家へ引き返したそうだ。
Yちゃんの奥様も事情を聞き涙が流れた。
そのただならぬ様子を見ていたYちゃんの子供達も、引き返すことに駄々をこねることなく同意してくれたらしい。
長女のお通夜にも来てくれて、私が落ち着くまでずっと葬儀場で待っててくれて一緒に泣いてくれた。
そんなYちゃんから来たLINE。
メッセージを読むと、
「お久しぶり!近々行きません?」
飲みに行こうというお誘いだ。
私「ええよー」
Yちゃん「20時までらしいから17時くらいからどう?いつもの店で」
私「OK!ほな17時にいつもの所で!」
こんな会話をした。
いつもの店とは、以前、長女の1回目の月命日に妻と訪れた、私の後輩が営む焼き鳥屋のことである。
長女も大好きだったこの焼き鳥屋。
親友と話せる限られた3時間という心の癒しの時間は、きっと長女のアシストによるものだろうと思えることがあった。
それはまた後日書いていこうと思う。