当店では新車から1メートルも走らせてない状態で大胆なカスタムを施します。
先ずは得意分野を最大限活かし前後サスペンションのローダウンと仕様変更。ノーマルから約40ミリ程度シート高を下げ、誰もが安心して乗れる親しみやすさとしました。勿論リヤクッションにはOHLINS TT-Xをインストール。強靭なフレームをしっかりとしなやかにいなしてくれるのです。
圧倒的なパワーと操安性の相反する性能、かつ所有満足度の高さを実現。
V-ForceリードバルブとPWK38キャブレター(オールドロングボディ)をきめ細やかにコントロール。
そう、これらは当店のオリジナルキット「PWKコンバージョンキット」と全く同じパッケージングで現存する2ストロークキャブレターシステムとしては最高、そして最強だと言い切れるでしょう。
tm最大の武器はコンパクトさと軽さ。軽さは最大の武器。
私自身、初めて輸入梱包から解いた時に「125を注文してしまったのか?」と感じたほど。
それに加え当店オリジナルカスタムとしてカーボンパーツを贅沢に採用。
エアダクトカバーをはじめチャンバーガード、ディスクガードにドライカーボン製品を。
カーボンヘッドライトシェルはジミーテック社に依頼。新しいラインナップとしてリリースされました。
そしてステップペグはラプター製のチタンペグとし、これらは全て当店独自のルートでヨーロッパから輸入しマシン全体のクオリティアップと軽量化が図れたと思います。
当店が輸入元としてリリースしているクラーク製リヤハンドブレーキシステムSLRキット。
当車両は試乗車として任務もあるのでデュアルコントロールキットを採用し従来のフットペダルでもリヤブレーキでもコントロール可能に。
もちろん、人差し指一本でフルロック可能でマシンコントロールの幅は一気に広がるのです。
さて、セットアップを済ませた車両を某所にてシェイクダウンを行いました。
新車を降ろしたと同時にMIczgarageさんのペイントしてもらったオリジナルヘルメットも投入します。
デザインはロード時代のセルフカバーに製作者のセンスを織り交ぜてもらいました。
待望のセルであっけなく目覚める高圧縮エンジン、日本そして関東の気候に合わせるようジェッティングを調整、アイドリングからレブまで淀みなく回す。様子見のミックスは50:1は薄くない。
身体とサスペンションを温める為、オーバルコースに先ずはコースインする。
フロントクッションは新車の渋さが残るもののオーリンズが良く吸収してくれる。
コーナーに進入するにあたりスタンディングからシッティングに移行しゆっくりと様子をみるようにバンキングさせる。
するとどうだろう、自分が思っている以上に速い速度でバイクが寝ていく。膝からの入力を意識せずとも綺麗にバンキングしていくのだ。切れ込むとかそんなんじゃない。あくまでもニュートラル。
意識して入力し、チタンワイドステップでかるく踏ん張ってあげれば深いリーンアングルでもピタっと安定する。
125かと感じられた車体は実際のコーナリングでも125だった。これは250の質量ではない。
圧倒的に軽い。しかも、その軽さがシャシのピーキーさを誘発しない。
ライダーはブレーキングを済ませ足を前方に投げ、ステアリングとステップを軽く操作し、アイポイントを脱出方向に向ければ綺麗にラインをトレースしてくれる。
高速コーナーだったらインステップし視線を向けるだけ。恐るべしコーナリングマシン。











