シェルコに採用されているフロントフォークは今年モデルよりKTMやハスクバーナと同様にWP製のエクスプローラ48(以下EX48)が装着されています。
僕個人としてはEX48はとってもお利口さんでリバルビングの必要はないと思います。スプリングレートをダイレクトに感じられダンピングもしっかりかかる。
左右でコンプとリバウンドを独立させた事により構造もシンプル、軽量化、そしてパフォーマンスとコストダウンを見事に実現した傑作だと思います。
当店はオーリンズのサービスショップでもある事から隙あればTT-Xカートリッジに交換しようかと思っていましたが何処吹く風。
フォークフルードはさすがに汚れていましたね。
本来フォークフルードってあんまり汚れちゃいけないんですよね、作動油だから。
汚れる理由はいくつかあるのですが代表的なのはスプリングがインナーチューブなどに接触し金属粉が出ることやキャビテーションを繰り返すことによる酸化などがあがるけど、このEX48はキャビテーションの発生も構造上これまでのものより少ないようですね。
ちなみにオーリンズのスプリングはポリッシュ加工してあり、これは金属粉が出ることを嫌うばかりかフリクションの軽減も狙っているなんて特徴もあるんですね~。
各部を確認し、問題がないことを確認して丁寧に組んで行きます。
勿論組み立て作業にも当店のノウハウを投入し仕上がった時の作動性は他店のOH物とは一味違うと思いますよ。
出来上がったのが下の画像。
ん!?何か短くなってる!?
シェルコのエンデューロバイクはとってもコンパクト。ハスクバーナとかだとそのタンク形状から大きな車体なのに更に足付性を悪くしている。
でもシェルコはそもそもがトライアルメーカーだし、車両もスリムでとってもコンパクト。
今回は市販パーツを使用することにより多少のストロークは犠牲にするもののセローまでいかないまでも足付性は向上。
モトクロスのように飛距離伸ばさなければいけない状況であればローダウンは悪だと思いますが僕の使い方だと足がつく安心感の方が大きいのです。
繰り返しになりますが元々シェルコはコンパクト、軽量なので足付性も悪くなく、他のエンデューロバイクに比べても良いのです。
しかし、今回フロントを約3cm下げた事により168cm体重60kgの僕が両足の土踏まずの上くらいまでつくように。
これは大きなアドバンテージになると思います。





