約6年ぶりにコースに復帰しました。

ノービス時代のよきライバルでもあり、頼れる先輩が主催する走行会に参加させて頂きました。

なんせ本当に久しぶりだし人間のリハビリとゼロから作った車両のシェイクダウンにはうってつけのイベントだったのです。

まずはそんな機会を作ってくれた先輩達に感謝です。
徒然なるままに
当日は台風の影響で朝からフルウエット状態だったので、午前中の走行はキャンセル。

様々な要因で条件が整わないと走りたくなかった。

カラダが反応するか否かも分からないし、バイクはゼロから作った直キャブAVガス仕様のSPタイヤとでウエットを走るにはリスクが大きすぎた。気温も低かったから尚更。4サイクルのようにイージーには転がせない。
徒然なるままに

午後より雨足も弱まってきたので仮説を立ててコースに出る。

絶対に転倒したくないし、車両も壊したくない。大人だし。
徒然なるままに-Simplog

コースで出ると案の定、キャブより水分吸ってしまって吹けない、吹けない。それなりに実戦(レースに出るつもりはないが)仕様になっているので当たり前。ガムテープを貼ったラヂエターでも水温は上がらず、数周でピットイン。

しかし、大きくジェッティングは外していないし、カラダも思ったより硬くないのが確認出来たので良かったかな、と。


当日の走行時間終了間際、雨も上がり、日が差してきておりコース上のコンディションもレコードラインは乾くかなといった状況になってきたので残り時間でコースに出る。
徒然なるままに

ウエットパッチや川は残っているものの、それまの状況よりは格段にイイので開けてみる。


当時のSP/SSマシンを出来るだけ忠実に再現したその車両は至ってピーキー(笑)ピーキーって言葉、死語なのにね…。

それ位、じゃじゃ馬。

パワーバンド外すとまぁ、ついてこないわ、唐突にトルクは盛り上がるわで思わずニヤケる。

当時3XV(TZR250R)とのパワー競争に完全に負けており、様々な手法の元にパワーを手に入れた結果がコレだ…。

NSRでコレなんだからRS250R(NF-5)なんてもっと…。

如何にNX系が乗りやすかったかが今になって分かる。それ位、乗り辛いし、ライダーに優しくない。

でも、それが当時だったんですね。23年経って初めて知る事実。


最新車両は電子制御化が進み乗りやすくて速い。

技術の進歩は目覚しく、機械として最新が最良に間違いない。

でも僕は現役時代にソレを追っかけたから今は必要ない。

それよりも90年当時に熱きレース界の片鱗を垣間見たかったし、ソレに浸れるベース車両があった。

これらはもう、その車両が存在する内に堪能しないと嗜む事は永遠に出来なくなってしまう。

何よりも2サイクルレーサーが僕には合ってる。
徒然なるままに

もう一つの目的はカラダ。

現役を離れたカラダがライディングに反応するか否か。

しかしながら意外にも?カラダは憶えておりストレートでもきっちり伏せれるし、ブレーキングからのターンインも大きく意識せずとも当時のライディングスタイルのまま反応してくれた。

もう、それだけで十分なんですよ、タイムなんてどうでも良かった。


それら大きな目的2つは少ない時間の中でも果たす事が出来たから本当に満足だし、何より楽しかった!

やっぱりロードも抜群に楽しいのですよ!


今回、ほとんどの参加者はコース経験者だったんだけど、中には初めてさんも居り、彼らには伝えられる範疇でアドバイスさせて頂きました。教えるなんてオコガマシイから情報の共有化。

主催者も朝のブリーフィングでインストラクターとしても紹介して頂けたので、僕が持ってて彼らが持ってないコトは伝えたかった。

それら情報の共有化をする事によって僕自身の反復にもなる。

彼らが少しでも吸収してくれ、次に繋がればね。

サーキット走行、そしてオートバイを操る楽しさを再認識してくれれば、こんな嬉しい事はない。

そういう意味でも彼らが最後に言ってくれた「今日は何から何まで有難うございました!もっと修行して来年も絶対来ます!」には凄く嬉しかったなぁ。


僕自身もまだまだ楽しむし、まだまだ勉強する。フィジカルもメンタルもスキルも。

そしてもっと多くの人達に「バイクの楽しさ」を知ってほしい。

危ないのは「人間」であって「バイク」ではないという事をね。

諸先輩方に教えてもらった事を継承し、伝えていきたい。