ミニッツと意外と共通点があるの、ベアリングと空力だな~と思いました。
ロードバイクは人力で時速30㎞オーバーで巡航しますが、相当な空気抵抗が発生しライダーを苦しめます。
トライアスロンは直線をじっくり走るのが特徴でエアロ効果が非常に重要。
DHバーを使って前面投影面積を出来るだけ少なくして抵抗を減らし、速度を上げます。
軽く時速1~2㎞は上がるので相当な効果です。
他にもヘルメットの形状やホイールのリム(ディープリムの方が空力が良い)でとにかく空気抵抗を減らす。
自分は今の所ロードバイクで走ってますが、将来的にはTTバイクへのシフトも考えてみたいな~
こういうの。
エアロ形状なのもですが、何よりTTポジションに特化しているので直進安定性が非常に高い。
ロードバイクでTTポジションだとちょっとフラフラしてしまうのですが、こいつだとバシッと直線を走れる。
(その代わりコーナーや登りは弱い)
コースにもよりますが、やはり専用は強い。
次にベアリングの効果。
自分はカンパ純正USBベアリングでずっと走ってますが、やはりある程度の面圧を掛けた時の挙動が重要ですね。
自分の体重が乗ってもスーッと前に出る動き・・これを体感出来るのはロードバイクならでは。
レース中も、ミニッツのベアリングも同じ様な挙動が必要だよな~と考えながら自転車を漕いでましたw
カンパニョーロのホイールベアリングはアンギュラ(カップ&コーン)なので横方向(アキシャル方向)にもしっかり荷重を受け止めてスルスル回転します。
ここにラジアルベアリングを使ってるホイールも多いのですが、カンパは頑なにカップ&コーンに拘ってるみたいですね。
マルケジーニもアンギュラみたい。イタリアブランドは拘りが強いのかもw
まるでミニッツのボールデフベアリングの様な拘りですw
(自分はあそこにアンギュラベアリングを使ってみたい・・けどサイズが無い)
それほど距離を走っていないので、まだまだホイールもシュンシュン回転して走っていて非常に気持ち良かったです。
バイクパートは暇なので色々考えながら走っていますw
最後にスイムでも空力(水力?)が重要でして、ストリームラインと言って姿勢を真っすぐして水の抵抗を最小限にするとスイスイ進みます。
オッサンになると身体が固くなり、なかなかストリームラインを取れないのですが次第に真っすぐ出来るようになって来ました。
そうすると全身をウェットスーツで覆われた身体が抵抗無く前にスーッと進むのが水中でも体感出来ます。
これも前面投影面積を減らす・・と言う空力と同様の考え方ですね。
空気よりも水の方が抵抗が圧倒的に大きいので、この姿勢制御は非常に効果的です。
力任せに泳ぐよりもはるかに楽に長く泳ぎ続けられます。
こう言った体力だけでは無い、様々な工夫を凝らすことがトライアスロンの楽しみの一つです。
人間の限界もですが、道具に頼って道具の限界性能を引きだす楽しみもあるのがハマる理由なのかも知れませんねw