最近マーボー師匠とも良く話すんですが、これだけ円安や他国のインフレとの差がどんどん開く中、改めて日本発の国内製造業のチャンスが巡っている気がしています。
ところが、国内中小製造業の高齢化、経営、組織の陳腐化も同時平行して進んでしまっており、せっかくの戦後築き上げた日本のモノ作りの技術がどんどん失われている状況。特に組織の硬直化は目を覆うばかりの酷い状況です。
翻って昨今、海外工場に製造を任せてしまった所は、この円安&インフレでどんどん競争力を失っており四面楚歌の状態・・・
もう海外工場がコスパ良い・・とは全くもって言えない状況になっています。
中小メーカーも昨今はM&Aで事業継承を進めている所も多いのですが、まだまだ・・・と言った状態ですね。
部品メーカーも世界シェアが大きい優良企業もまだまだ沢山ありますが、モノ作りの業界に取ってどんな未来があるのか・・
優秀な経営層がこの業界に参入してくると一気にサービスのクオリティが高まる気もしているんですが、優秀層はこの20年程はついついIT&ソフトウェア系に流れてしまい、ハードウェアスタートアップの層はまだまだ薄い。
薄い、と言うか圧倒的に既存企業の高齢化、硬直化が進んでしまっている・・・
技術は良くても経営が全くもってダメダメ・・・と言う事例を嫌と言うほど見て来ました・・・
上手くこの業界の世代交代が進んで、日本国内でのハードウェアスタートアップが増えて来ると、また面白い世界線が見えて来る気がしているので、自身のメイン事業としてもこの手の領域には引き続きコミットして行こうと思っています。
なんか仕事の話になってしまいますが、ほんと重要な論点だと思うんですよね。
20代、30代の若手がラジコンやドローンのスタートアップを起業する・・・みたいな世界があっても良いと思うんです。
フランスRTRC社のトーマス・ロビンは当時28歳でRTRC社を起業してます。
そういうハードウェアスタートアップが日本でももっと増えても良い気がするんですよね~
今なら円安で輸出もしやすいし、国内スタートでやりませんかね~
応援しますよw(若い人限定ですがw)