来る5月15日、マクドナルドから発売されるハッピーセット「ちいかわ」。
この愛くるしいキャラクターのフィギュアを巡り、マクドナルド、そしてフリマアプリ最大手のメルカリが、前代未聞の「鉄槌」を下した。
事態を重く見たマクドナルドは、今回、極めて異例の「購入権」制度を導入。
初日は公式アプリの会員だけに配布されるデジタルチケットがなければ、列に並ぶことすら許されない。
「1人4個まで」という厳格な食事制限(?)も課されるという。
背景にあるのは、昨年の“地獄絵図”。
おもちゃ目当てに大量購入し、中身だけ抜いてハンバーガーをゴミ箱へ放り込む不届き者が続出。
消費者庁からもお叱りを受けたマックにとって、今回はまさに背水の陣となるようだ。
さらに驚くべきは、メルカリの対応だ。
なんと発売前から「出品禁止」を宣言。
これまで「自由な取引」を旗印にしてきた同社が、特定の商品に対して「安全が確保できない」と実質的な“出入り禁止”を言い渡したのは、昨年10月の規約改定以来、初のケースとなる。
楽天(ラクマ)やヤフーもこれに追随。
つまり、どれだけ苦労して手に入れても、主要なフリマサイトでは「1円にもならない」という状況が作り出されたわけだ。
とはいえ、はたしてこれで騒動は収まるのか。
「ネット上では『よくやった!』と称賛の声が上がる一方、SNSを通じた個人間取引や、海外サイトへの流出を懸念する声もあります」
と前出はジャーナリストだ。
かつてこれほどまでに「ハッピー(幸せ)」から遠い争奪戦があっただろうか。
マネージャーやクルーの格好をした「ちいかわ」たちが、純粋に子供たちの手に渡ることを願ってやまない。