毎年、この季節になると高校柔道の金鷲旗大会のニュースが増えて嬉しくなります。福岡市内に全国の若き柔道家が集まります。


 先日、母校でちょこっとだけ練習しました。最近は東京でも鍛錬しているので、とてつもなくボコボコにやられることはないのですけど、さすがに高校を卒業して20年以上経つと息が上がるのが早くなります。元から持続力のない男でしたので、特に暑さと疲労にはすぐにやられてしまいます。


 金鷲旗についてはかなり、昔に私の経験を書いたことがあります(ココ )。読んでいただければ分かりますが、相手の副将に一本勝ちするくらいまでは、私は「炎のポイントゲッター」だったのです。しかしながら、私の炎はちょっと根性が足らないようで、最後はバテバテになって負けてしまいました。代表選についてのルールを知らなかったという大チョンボもありました。


 そして、今年の我が母校東筑高校は二回戦からの出場。相手は愛媛の今治明徳高校。私は現場では見ていないので、実際の試合がどうだったのかは分かりませんが、結果はこのような感じ でした。副将、大将が一気に抜き返した感じですね。激戦を制した後輩、あっぱれです。最後に力尽きてしまった私とは大違いです。


 我々のような学校は金鷲旗では二日目に残れるというのが目標でした。明日は二日目。羨ましい限りです。次の相手は古豪修猷館か、日大藤沢かのどちらかです。どちらであっても良い試合をしてほしい、そして勝ってきてほしいと思います。


 たまには福岡市まで出向いて試合を見に行きたいものですが、なかなか時間が取れずに残念でなりません。毎年、「来年こそは」と思っているんですけどね。