このテーマは扇情的な要素を含んでいたり、誇張されたりするので、扱いが難しいのですが、林野庁が現時点で分かる範囲での報告をしています。ちょっと前ですけども、ご参照下さい(ココ )。


 林野庁と国土交通省で把握できたものが、北海道で24、兵庫で1。国別で中国(香港)10、シンガポール4、オーストラリア3、英領ヴァージン諸島3、スイス、台湾、ニュージーランド、米国、インドネシアがそれぞれ1です。その他、都道府県からの報告によるものが北海道で5で、内訳は米国5です。


 具体的な土地の態様や現況が分からないので何とも言えません。「居住地が日本にある外国人」は入っていないということもあります。まあ、それを入れ始めると「特別永住者」を対象に入れなくてはならなくなります。多分、本当は「居住地が日本にある外国人マイナス特別永住者」でどの程度の保有があるのかくらいまでは知りたいですけども、それを調べようとすると膨大な手間が掛かるのでしょうね。


 私はこの数字のみを以て何か危機感を持つべきかというと、まだピンとは来ません。少なくとも現時点では新規立法で何かを制限しなくてはならないという感じは持ちませんでした。ただ、具体的な姿を見てみると危機感を持つのかもしれません。偏見を持たずに判断したいと思います。


 このテーマは、何となく思いこみ的な所が先に立つ傾向にあります。細心の注意を払いながら取り組みたいと思います。