最近、東シナ海の日中中間線に関するテーマで法改正ができないかと思って自分で検討を始めました。まあ、簡単に言えば「境界について係争中である時は権原として200カイリまで主張しうる」ような内容を「排他的経済水域及び大陸棚に関する法律」に盛り込むというアイデアです。日中間の係争地域の捉え方を少し変えようという発想です。ワーディングは難しく、具体案はこれから要検討です。


 その一環でもあるのですが、以前有馬温泉さんから頂いていた「日中境界線を国連海洋法裁判所に付託する件」という宿題について調べようとして、ちょっと前に外務省に説明依頼をしたら軽くスッ飛ばされました(私がサボっているわけではないのです)。質問取りは真面目にやってくれず(通常国会)、説明依頼をするとスッ飛ばされる(今国会)、どうも私は外務省からかなり嫌われているようです。この点は完全に諦めモードです。


 ということで、外交が大きく絡む案件ではありますが、全く別の組織に相談に乗ってもらっています。今は事業仕分けで多忙なので素早く動くことが難しいですが、可能なら今国会中に何処か表舞台に出したいと思っています。こんなものは閣法ではやりにくいでしょうから、議員立法で悪者になるくらいの気持ちです。ただ、具体的な法律のワーディングは難しいですし、他の法律への波及も考えるともしかしたら時間がかかるかもしれません。


 これは乞うご期待ということにしておきます。