麻生総理が北九州市若松区響町のエコタウンを訪問し、環境関連の施設を訪問しました。麻生さんは「ここ、昔、(自分の)選挙区」とのたまったらしいですね。ちなみに今は私が挑戦する選挙区になります。昔、中選挙区時代は、今の福岡8区(麻生総理の選挙区)と福岡9区で、福岡2区という選挙区を構成しており、若松区は今は福岡9区になります。つまりは、私の選挙区は麻生さんの隣ということです。


 今でも、私の地元には麻生さんの色々な逸話が残っています。私も小さい頃、そういえばよく麻生さんのポスターを近所で見た記憶があります。都市伝説のようになっている、初陣の際、街頭演説で「下々の皆さん!」と言ったという話は当地では有名な話です。


 若松区の響町には、PCBの無害化施設、家電・車・ペットボトル等のリサイクル、風力発電といった環境をベースにしたエコタウンと言われる地域があります。私も幾つかの施設を見たことがあります。かつて、公害で苦しんだ街ですから、その取り組みは他市とはちょっと違うものがあります。麻生さんは「(環境を)民間で銭にしちゃおう、しのぎにしようとするのがすごい。」と話していました。ホントはこれは暴力団の収入や収入を得る手段を指す言葉ですが、あまり生産的ではないように思うので、揚げ足取りはしないことにします。


 環境に焦点を置いた取り組みは、今、内閣官房参与の末吉前市長によって始められました。今、この市には末吉市政の結果としてたくさんの破綻案件、破綻間近案件がありますが、このエコタウンは破綻することなく着実にその歩みを進めています。これは末吉市長の炯眼と言っていいのでしょう。そういう北九州の姿が、全国ニュースで流れたことは素直に喜びたいと思います。