このアメブロでは、何処のリンクや検索から私のブログに来られたのかが分かるようになっているのですが、今日、普段見ない検索先からの件数が多いので「何かな?」と思って辿ってみたら、とある検索サイトで「緒方林太郎 独身」で数回検索された方がおられたようでした。念のためですが、私は既婚者です。


 今日はちょっと地元で気づいたことです。最近、地元をトコトコと歩いていて非常に気になることがあります。それは「空き家が多いこと」です。政治活動の一環として個人宅を訪ねることがあります(なお、これは公職選挙法に反しないかたちでやっています。)。そこで目の当たりにするのは「数年前まで住んでいたんだけど、もう誰も管理していない空き家」というのがかなりあります。


 我が北九州は高齢化率が赤丸付いて急上昇中でして、政令指定都市の中では22%とトップです。30年前が7%台だったのと比較すると、その急上昇ぶりがご理解いただけると思います。日本全体が少しずつ高齢化社会になっていく中、時代の少し先を行っているのだと思います。その結果、残念ながら亡くなられた方の数も増えてきて、住んでいた住居が空き家になってきているわけです。地域によっては、2割近いんじゃないかと思えてしまうくらいです。


 この空き家、色々なところに波及します。10年くらい放置された住居になりますと倒壊の危険がでてくるでしょう。あと懸念されることとして、所有者や親族でない人が勝手に住み着いてしまうとか、最近聞くのは犯罪の温床になってしまうんじゃないかということもあります。誰もいないから勝手に入り込んでシンナーを吸っていたなんてことが想像されます。


 こういう空き家に対する対策が何とかならないかなと思います。所有権の問題等あるので、やれることには限界があるのですが、少なくとも把握くらいはできるんじゃないかと思うわけです。行政、警察と自治会でチームを組んで、何処が空き家になっているのかを地図上にプロットして把握する作業をやるだけでかなりの前進です。その際、できれば独居高齢者の方などについても把握できればいいでしょう。あとは時折、警察や自治会の方が見回りをする等でとりあえずはいいと思います。これならばプライバシーに配慮しつつ、現行法制度の中でもやれるはずです(あとはお金の問題)。


 地域によっては、すでに自治区会レベルで似たような対策を講じているところがあります。これをもう少し市全体、県全体、国全体でやれないかなと思います。今後、日本全体でこういう空き家の数が増えてくるでしょうからね。