ここ数日、思うことに「大きな組織の長というのは孤独だ」ということです。


 麻生外務大臣は、小泉総理の置かれている状況を評して「どず黒いまでの孤独」と言いました。非常によく分かります。権力の頂点にある人というのは、非常に孤独な決断を迫られることが多いです。そして、時にはスパッと冷徹な判断を下さなくてはならない時もあります。今の総理はそういうどず黒い孤独から逃げているように見えます。それでは宰相としては失格です。


 短い文章ではありますが、大きな組織の長が直面する孤独感、辛いものです。言葉にするにはあまりあります。