非常に微妙なテーマについて書いてみます(あまりに微妙なので不評なら削除しようと思っています。)。


「政官界において一定の成功を収めた(収めつつある)女性」の特徴です。昔からずっと興味ある観察対象として見ていました。国会議員とか国家公務員一種採用職員の女性などが念頭にあります。


 例外に該当する方はたくさんいますが、あえてそれらの方を捨象して大雑把に纏めると、よく見られる特徴は「人の話を聞いてない」、「他人への関心が低い」、「自己顕示欲が強い」、この3点だと思います。容姿端麗だったりする(又は、自分でそう信じている)とこういう特徴をもつ可能姓が非常に高いです。組閣の際、変なドレスで登場してきた方とか、先の総選挙で刺客と称して静岡に降り立った方とかが典型的です。外務省で先輩に当たる人の中にも非常にこのタイプが多かったです。


 何故か?答えは簡単です。誰も叱らないからです。この手の女性は、人生で叱られたことが非常に少ないことを伺わせます。小さい頃から「●●ちゃんは頭も良くて可愛らしくて」と蝶よ花よと育てられたせいでしょう。男であれば普通は叱られるようなことでも叱られない環境にいたのでしょう。周りをよく見ずに自己主張だけしていても、後は周囲がなんとなく収まりよく仕立ててくれるという環境があったのだろうと思います。しかも政官界はいまだに男性が多数を占める社会で、「おじちゃん文化」がしっかり根付いていますから尚更です。


 昔、そういうテイストを漂わせる女性を一度ガツンと叱ったことがあります。相当にショックだったのでしょう。それ以来、すごい目つきで私を睨みつけるようになりました。あれは男性ではありえません。ガツンと叱られたとき、まず起こる衝動が「自己正当化(常に自分は正しい)」なので、往々にして反省することなく逆恨みするのも特徴です。


 例えば、刺客と称して静岡に降り立った人(元大蔵官僚)を「素行が悪い」として叱ったとしましょう。その時の彼女の行動は確実に2パターンに分類されると確信を持って言えます。相手が権力を持っている人の場合、超従順の振りだけはする(が、恨みは心に刻む)。相手が権力を持っていない人の場合、逆切れしてまくし立て始める(時折「無視する」というのもある)。この手の女性、本当に多いのです、永田町(政界)と霞ヶ関(官界)に。


 女性の社会進出が謳われて久しいです。一番閉鎖的なのが政官界です。ここが突破口になれば社会全体に今以上に動きが広まっていくと思います。だからこそ、個人的に「もうちょっと普通の感覚を持った普通の人が、今まで以上にトップランナーで出てこんのか?」と切に願ってやみません、ホントに。