魚にはたくさんの小骨がある。肉にはない。同じたんぱく質のくせにこの差はなんだ。魚もうまいけど、小骨があるだけで一気に嫌いになってしまう。もうこりごりなんだ、口の中で小骨を探って吐き出すという面倒は...。

 

 僕はおかずを口に放り込んだらすぐに白米をかき込んで、コメとおかずの味の調和を楽しむ。しかし小骨の多い魚はどうだろう。もし小骨を取りきれておらず、白米まで口に入れてしまおうものなら、気持ちよく飲む込めない。これはおおきく減点せざるを得ない。

 

 やっぱり肉が良い。肉なら小骨に悩まされることもなく一緒にご飯を飲み込めるから、食事のライブ感を失わずに済む。小骨とはつまり、「食器を洗いながら歌を歌っていたら途中で歌詞が曖昧になって萎える」みたいなことと同じだ。僕はそれを許せないし、きっと多くの人も許せないだろう。しかしスーパーで魚を見ない日は無い。なぜか。

 

小骨が好きな連中がいるからだ!!!

 

 僕はそういう人とは仲良くなれない。なぜ楽しい食事の流れを止める存在のことを好きになるのかわからない。ライブ感を失ってでも食べたいほど旨いか?そんなことないだろ?なぁ、そうだろ?いい加減にしてくれ...。