『ミンスゲームってどう思います?』
立て続けにいろんな方に聞かれたので、
久しぶりにここへ。
必要ないものは処分する。
その気持ちは分かる。
使い古してもう使い道がなくなったモノや、
壊れたモノは、
ありがとうという感謝の意を込めて
処分すれば良い。
でも、最近SNSを見てると、
モノを減らすことに躍起になり、
それをこんなに処分しますよ!
と掲載してるプロが多く、
びっくりしちゃう笑
片づけを学んでいない人が、
処分してスッキリしたことにより、
片づけの意義を感じ取るのはまだしも、
プロが捨てることを自慢げに出すのは
正直どうなんでしょうね。
そもそも、定期的に片づけしていたら、
1日に1個、10日目に10個…30日目には30個。
1ヶ月のうちに400も要らないものなんて
絶対出てこない。
プロが家の中で
捨てるモノを探し回るなんて、
ものすっごくナンセンス。
モノを作った人の想いは?
そのモノをくださった方の心は?
たとえ紙袋だって、
デザイナーや製作者がいる。
片づけは捨てること、
白で揃えることが大切なのではなく、
モノを大切に使えるような状態にすること、
モノを入れるタイミングや
選び取る力を伝えることだと思うな…
プロだったら尚更、
そんなことを意識すべき。
まだ使えるモノを写真にとって、
これを捨てます!
そんなナンセンスなこと、
絶対やっちゃダメでしょう。
そうじゃなくて、そのモノが活かされる
次の行き先をすべて記せばいいのに。
…もしあなたの作ったスライドが
『要らないモノ』のひとつとして
SNSに上がってたらどう思う?
自分の家族や大切な人が作ったモノが、
『捨てます』という文字と共に
アップされてたら、心痛くない?
私だったらやだな。
もし『片づけのプロ』として
活動しているのであるならば、
SNSのいいねを意識するのではなく、
モノを厳選する仕組みや、
活かし方を意識すべきじゃないかな。
捨てるときはこっそりじゃダメ?