商品を買うとき、自然に、二種類の比較作業をしている人が多い。
絶対的な比較と、相対的な比較である。
絶対的な比較とは、主に、感情的なものである。
自ら欲しいもの、必要なものとして相応しいかどうか
その上で、色々な要素について、回答をだしてゆく。
相対的な比較とは、主に、理性的なものである。
自ら欲しいもの、必要なものに対して、
対案を検討し、それらを対比することで、
どれが、最も相応しいかを、色々な要素について、
どちらが優位かを考慮し、決めてゆく。
ここで、面白い現象が起きる。
これらは、ポジティブな理由だけでなく、
ネガティブな方にも働き、それは、販売している方からすると、
何とも不条理に映るのだ。
ネットで、希望した商品を検索し、
価格の安い順に並べたところ、
三番目当たりの商品が、意外と売れるという現象に
心当たりはないだろうか。
多くの人が、
あっ!だって、一番安いのって怪しいでしょう!
と言うのだ。
ところが、怪しいと言った殆どの人が、仕事を持っていて、
仕事の現場では、必ず、こういった発言を聞いているはずなのだ。
●●社よりも、当社は、高いから、売れないのだよねぇ~
絶対的比較と相対的比較
自分の心の動きを、試してみてほしい。