訂正あり 映画を見る 「エリザベート1878」 | 徒然なるままに*Rain&パクヒョシンさん、そして時々俳優ヒョンビンさんを応援します

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好きなときに、書きます。
気がついたら読んでください。
昨日では早すぎた。
明日では遅すぎる。
だから……
いま。

まだまだ本当に暑い日が続きますね〜😭


田舎では今年は特別に暑かったとは言え、日中は暑くても朝晩はそれなりに気温が下がって、大阪よりは過ごしやすかったのですが…。


今日も朝から暑くて、とても家には居られないーー熱中症になりそうで、それこそクーラーはかけっぱなしです😅😅。


田舎から帰ってから、少しの間ゴロゴロしていて体力も戻ったので(笑)、


用事のついでに映画館に来ました。


楽しみに待っていた「エリザベート1878」。12R指定…。

https://moviewalker.jp/mv81741/ 



https://eiga.com/movie/99454/ 

映画COMから、2、3ポスターお借りしました。

詳細は、上のリンクからご覧下さいね。




ミュージカルではわからなかったんですが(笑)、彼女はヘビースモーカーのようです。本も読んだんですけどもそうだったかな…??

この映画は、セミドキュメンタリーのよう、とのことなので、説明は要ら無いと思いますが、

この女優さんールクセンブルク出身のヴィッキー・クリープスさんという方ですがーヨーロッパ的な雰囲気があって、残された肖像画などからのエリザベートに良く似ているように思えます。

感想は封切りして間もないので、観た後で、差し障りのないことを少しだけ書きますね…

まずは久しぶりに外食ランチ。
天泰豊 [ティンタイフォン]で小籠包セットを食べました。
小籠包は4個😅😂…。

中の肉汁がこぼれないように…
多分、豚肉の小籠包だと思うんですが…。
通常は6個入なので、もう少し小籠包が食べたかったかも…(笑)。

海老入り焼き飯。蟹入り焼き飯とどちらか選べます。

天泰豊の小籠包は昔から好きで、
台湾の本店、支店も台湾に行く度に行きました。他に、北京、上海〜日本まで色々な店でも食べました(笑)。

このお店のレシピはマニュアル化していて同じ味だというのですが、やはり他の食品と同じく、多少は国によるアレンジはあるのでは?…と思われ、
僅かですが、台湾は少し油が多め?北京は辛め?のような気がしました。…気のせいなのかも知れませんが…そんな気がしました。

私的には、やはり、台湾のお店とは言え、ここは上海料理なので、今までは上海の新天地の天泰豊のお店が、
1番美味しいと感じていたのですが、
日本のお店のは同じく軽い味付けで美味しいです。
上海では、針生姜がたっぷり付いているのも好きです。

この針生姜を、温めた紹興酒に入れて飲むのも上海風?です。
甘酸っぱい干し梅よりも、さっぱりと美味しいので紹興酒がお好きな方は1度お試し下さい。
映画の話の前置きが長すぎてすみません。が、まだ時間に余裕があるので、お茶をして待ちました。
毎日ぼんやり過ごしているのですが、やはりこういう時間があるのは、リフレッシュになります。

何がリフレッシュ?
毎日リフレッシュじゃないの?
そんな声が聞こえてきそうーー😅🤣🤣。

オレンジムースのケーキとアールグレイの紅茶を注文。

こういうささやかな事が幸せだと感じる、今日この頃です。

🍀🍀

さて、

映画館でヒョンビンさんの映画のチラシが無いかと見てみたのですが、まだ早すぎてありませんでした。


あ!ヒョンビンさんの映画はTOHOシネマズでしたっけ?


代わりにと言ってはナンですが、

もう大きな劇場では公演をしないと仰っていた、玉三郎さんのシネマ歌舞伎のチラシがありました。

スケジュールは西日本の映画館のみのようですので、
詳細はこちら↓でご覧くださいね。








う、美しい、です🤩。
妖艶!!!!!

「日本橋」は、確かNHKのTVで大分前にも見たんですが…
しんしんと降る夜の雪の中に立つ玉三郎さんがこの世のモノとも思えないほど綺麗でした。
またシネマ歌舞伎で観たいと思います。

🍀


ということで、、、やっと、
「エリザベート1878」の感想です。
ミュージカルの中でもダントツに好きな「エリザベート」。

自由な生き方を望み、あまりに放浪生活を続けた「エゴイスト」な一面もあったエリザベートに、
何故これほど惹かれるのか?

悲劇ゆえの儚さというより、この年代に伝統に縛られない「強さ」と「革新」さえ感じられるエリザベート。

観てみましょう。
映画なので、脚色は承知で、彼女の生き様を映画で観られるのは、これまた私の楽しみです。

🍀
ここからは感想です。
まだ皆さん、あまり観られていないでしょうから少しだけね。
映画は、オーストリア帝国、ハプスブルク家がハンガリーを併合する所から始まります。(多分…)
おお!
画面にいきなりの!
憧れのシェーンブルン宮殿が…?
ですよね?

 改めて調べました!
訂正します!
ここは、
ウィーン自然史博物館でした!
フランツヨーゼフ1世が、それまでの皇室のコレクションをウィーンに移して1876年にこの博物館を設立した、ということなので、できて間もない博物館に、2年後?にエリザベートが来たわけですね!

ほぼほぼエリザベートは40歳。この頃はもう殆ど平均寿命の年齢です。
その年、1878年の1年間を切り取った映画らしい。。。

ミュージカルと同様、エリザベートは、ひたすら自分の容姿の力を信じ、体形を気にしてます。
それらのエピソードはミュージカルと共通のようで、エリザベートの体操室も出てきますし、ハンガリーに連れて行った生まれ間もない長女のゾフィーの死のエピソードも出てきます。
ミュージカルと同じだ!
精神病院に慰問に行くのも同じ。。。

原題の「Corsage」コルセットは、
全編通して、当時下手をすると、失神してしまうような「女性をキツく締めていた」象徴として登場します。

いとこのバイエルン国王ルードウィヒ2世も出てきます。

ミュージカルでは、いとこの息子のマクシミリアン公が湖で溺死、と最後の方に息子の話として出てくるんですけど、、、ここではそこまでの話はありませんし、実際は、ルードウィヒ2世は今で言うLGBTで、彼が湖で水死、または謎の死を遂げた、というのが定説のようです。
ヴィスコンティの映画「神々の黄昏」でご存知のルードウィヒ2世(違ってる?😅、かのノイシュバンシュタイン城を建てた方ですよね?気になる方はちゃんとお調べ下さいね😅😅)ミュージカルを見て、少し違うので、話が少しこんがらがってしまいました😅😅。

映画は1878年の話のようなので、ミュージカルのような姑の皇太后との確執の逸話は出てきませんが、エリザベートは夫フランツ・ヨーゼフとの葛藤を抱え、苦しんでいます。
旅に出かけてばかりいた彼女の顔はいつも憂鬱で晴れないのですが、
ミュージカルのように、夫を完全拒否ではなく、
考え方もすれ違う、自分が求めてもしっくりこない夫との「愛」に悩んでいるようにも、
自分が『すがるものが何も無い』生活に意味を見出そうと、もがいているようにも見えます。

ミュージカルで言えば、『夜のボート』が、2人のすれ違いを歌っているのですが、映画では少し雰囲気が違います。
エリザベートが歩み寄ろうとしても、フランツも断固としている感じなのです。

全体的に、貴族社会の中で破滅思考のような彼女の行動を淡々と描いていて、見るものに迫る重苦しさもあります。

親密ないとこ、ルードウィヒ2世とエリザベートの会話に、
ルードウィヒが「俺の湖で溺死は許さん(のような?)」と言うくだりは、彼(ミュージカルでは息子のマクシミリアン)のエピソードを示唆する台詞とも思えます。

エリザベートとルードウィヒ2世の2人の感性は似ていて、2人は危ない関係なのですが、何をしても満たされないエリザベートの『性・さが』は、何処を彷徨っていたのでしょうか?

映画では、ミュージカルと違って、夫に失望し『自由』を求めて、というよりも、
美貌の皇后という象徴だけの存在に甘んじられず、
自分の生きる意味がわからない苦しみを背負って足掻いて放浪し、破天荒な事をしているような、彼女のやり場の無いエネルギーのようなものが迫ってきました。

彼女は語学にも堪能で、
バイエルンの生まれなのでドイツ語も、ハンガリー語も、フランス語も、英語も得意だったと思われます。

この映画はドイツ語(一部フランス語、英語)で話してましたが、挿入歌は英語で歌われていました。

ということで、
あまり映画の本編に影響が無い、四方山話だけを書いたつもりです。

…史実では、エリザベートは1898年、ジュネーブのレマン湖のほとりで、ルイジ・ルキーニに刺殺された、となっていますが、、、
この1878年は、バイエルン国王になったルードウィヒが亡くなった頃のことで、この後も20年は彼女は生き続ける筈なので、
エリザベートがイタリアに向かう船の、ラストシーンでは、観客はとても驚くことになります。

彼女が自分を追い詰め、そして願うことは…?
象徴的な事としても、、、それがどういう事なのかは?…
…内緒です(笑)😊🤭😳☺️🤭🤭🤭🤭

一つだけネタバレすると、
最後のエンドロールに出てきたエリザベートには髭が…?
彼女は晩年は、もしかしたらお飾りでなく、国王となり、国や古い慣習を『改革』したかったのかも…???
なんて…
監督が視聴者に投げかけた、その髭の意味は?
わかりません😂。

どうか、皆さんの解釈もお聞かせ下さい!

ミヒャエル・クンツェ&シルベスター・リーヴァイさんのミュージカル「エリザベート」フリークの私は、映画を観て、

やっぱり、、、またこのミュージカルを観たくなりました!

できるなら…ヒョシンさんは無理でも、
XIAジュンスさんも日本でミュージカル「エリザベート」のトードをやって欲しいです!
本当にーー❗💗

🍀
【蛇足】😂😂😂
映画を観て用事を済ませた後、
あまりに暑いので、心斎橋で抹茶金時かき氷を食べました。

しかし😭、
甘いものばかり食べてしまい、ちょっとビビる…
かなり肥っているに違いない!

間違いなく、エリザベートに「食事を抜くように!」と言われますね😅🤣。

そう言えば、体重を気にしていた彼女も、最後の方では、解き放たれたようにケーキを食べていました😳😳🤭😅。

甘いモノを食べるのは、自分の甘やかし、でも、『解放』に違いないんです😂😂🤣。
…〜〜〜なんちゃって。。。




読んで下さりありがとうございます。