インドのドキュメンタリー:燃えあがる女性記者たち | monologue

monologue

映画・ドラマ・ドキュメンタリー・推し記録♪美しい彼・みなしょー・EBiDAN・King & Prince・Number_i ・Snow Man・なにわ男子、好きが渋滞中。夫+次男+犬1+猫8と暮らしてます。好きを書くブログ。職業:美容師

こんにちは♪


火曜日にユーロスペースで観てきた

燃えあがる女性記者たち

インドのドキュメンタリーです





インドのダリトの女性たちのお話です 


インドに古くからあるカースト(紀元前13世紀)

4つの階級がありますが

そのさらに下でカーストにも属さない

不可触民=総数2億人と推計

それがダリト(ダリット)


ダリトの意味は

困窮した者、押しつぶされた者、抑圧されている者


カバル・ラハリヤニュースの波という意味

2002年、今から21年前

ダリトの女性たちによって創設された新聞社です


彼女たちは大手メディアとは違う

女性ならではの目線での取材


ダリトの彼女たちだからこそできること

それは今のダリトたちの置かれた状況を

報じること


道路、水、電気、そしてトイレ問題

電気がないしトイレが家にないんです


そして

性犯罪の被害者に耳を傾ける

被害届を出しても対応しない警察に取材に行く

レイプ被害がとても多い


何もかもが考えられない日常ですね


取材に行っても

マフィアの報復を恐れて応じてくれない

ペンの力で人を守りたい

という彼女たちの熱意が伝わって

取材に応じてくれたりもする





そうした彼女たちの報道が少しずつだけど

地域を変えて行政を動かしていくんです


紙媒体は14年間続き

その後は動画を撮ってデジタルへ


スマホすら持ったことがない彼女たちが

今では複数のデジタル・プラットホームを通じてたくさんのニュースを配信している


それまで暴力と差別で抑えられてきたダリトの女性たちは報道を通して今を伝えています



28人の記者を率いる主任記者のミーラ


インドでは2014年から40人もの記者が

殺害されているという事情も驚きます


この作品の製作期間は5年

世界で40もの国際的な賞を受賞


これ、もう1回観たいです




この作品を観て思い出したのがこちら

聖者たちの食卓

2014年当時はまだあった渋谷のアップリンクにて鑑賞





シク教の聖地総本山ハリマンディル・サーヒブで

毎日10万食が巡礼者や旅行者に無料で提供されるのを

音楽なし、ナレーションなし、テロップなし

で観る65分のドキュメンタリーです


シク教はカースト否定、すべての人は平等

このドキュメンタリーもすご〜くよかった


アマプラとU-NEXTでは見放題

おススメです



最後までお読みいただきありがとうございました