警備業界大手A社でのエピソードを紹介します
警備業界大手A社の内容はここまで２件投稿してきました
まずはこちら
仕事内容の紹介はこちら
今回はA社所属時代に本当にあったエピソードをご紹介します
犯人と遭遇
犯人の侵入理由はなんと・・・
ちなみに、ここからの内容はALSOKだけでなく、SECOMでも起こる内容です
もし、警備業界を志している方がいたら参考にしてみてください
現場到着時に犯人と遭遇
以前に投稿した記事で、警報のほとんどが誤報だと説明しました。
本当に侵入されている時も分かると説明したのですが、その場合はあらかじめ110番通報されます
で、警察と自分が同時に現場へ向かうわけですが・・・
自分達の方が早く到着することもありえるわけです
この時もそうでした
場所は今でいうセカンドストリートみたいな店です。
いろんな物の中古を扱っていました。
現場に到着したらまず、建物の外周を点検します。
すると・・・
店の塀を乗り越えて地上に降り立った人物とバッタリ
どうもこんばんは
とはいかず、捕まえます
しかし相手も必死なので抵抗します
その時
暴れた勢いで服の中から盗んだものが・・・
バラバラバラーッ
内容は・・・
大人の絵本、大人のビデオ、大人のおもちゃ
人生台無しになるリスクを背負ってまで盗むもんちゃうやろ
ってなった時に警察が到着
無事に引き渡しました
侵入されない為にまずはこれ
犯人と遭遇侵入理由は
お次は、ホームセンターでのことです
この時は、建物の外で販売しているガーデニング商品売場に設置してある、赤外線警報器が感知しました。
赤外線警報器は風で揺れたり、犬猫が通ることでも感知します
なので、誤報率が高くこの時も110番通報はされていませんでした。
現場に到着して車を停めると・・・
怪しげなチャリが数台
車から降りると・・・
少年数人が物色中・・・
確保です
所謂、やんちゃな少年ではなくあっさり確保
無線で110番通報を依頼して、警察の到着まで待っている間に少年と言葉を交わしました。
なんでこんなことしたん？
彼女に花をプレゼントしたくて
こんなことしてプレゼントされる花が嬉しいと思う？
バレんかったら・・・
稼いだ金でプレゼントしたものと、盗んだものとでは気持ちの伝わり方が違うからな。不思議と伝わるから。
・・・・・・・・
今は分からんかもしれんけど、いつか思い出してな。ほんで二度とくだらんことはせんことや。自分が出来る範囲で気持ち伝えたら一番嬉しいんやから。
この時の少年は今頃どこでどう暮らして、どんな生活をしているのでしょう
窓も心も割らせません
ある先輩の事故・・・
私が入社してから世話役をしてくれた優しい先輩がいました
その先輩の話です
先輩が点検中に侵入者と遭遇してもみくちゃになったそうです。
結果、侵入者と共に階段から・・・
侵入者は泡を吹いて気絶。
のちに分かったことですが、薬物使用者だったようです。
そのことがトラウマになり先輩は辞めてしまいました
ショックでしたがどうすることも出来なかったです
まとめ
紹介してきたように、危険が伴う仕事であることは確かです
紹介した内容以上に危険な場面もあると思います。
会社の教えは遭遇したら逃げろですが、なかなか逃げれるもんじゃないです
しかし、こんなことが起きるのは1年に1回あるかないか。
ほとんどが誤報と警察の先着で解決がパターンです
事実、殉職するパターンはまれですから
まれ？
あるんですか？
あります
警備業界へ進むことを検討されている方は参考にしてください
素晴らしい日々を送る為に・・・
紹介したA社自慢の1冊
A社自慢の輸送車がトミカで降臨
