装丁・タイトル申し分ない。
三崎亜記だけどタイトル・装丁買いですから。
しかも・・初版サイン本。。

内容はまたまた飛んでました。
役所とか出てきますね。規律。
が入ることによって増すとは思うけど。

「消滅」ということが象徴的に、
文字通り物語の核として扱われていた。

およそ30年に一度、町は失われる。
その余波を少しでも遅らせるよう、
町が失われた悲しみよりもつらい悲しみを
持つ「回収員」たちが、
地名・名前が記されたものをすべて回収し、
失われた町を、匿名にする。
地図すら空白に。消してしまう。

町は人を取り込む。
大切な人を「亡くす」のではなく、
「失くした」人々。
「理不尽に人は意味も無く失われる」
物語の中では、失われた町で失った人のことを
決して悲しんではいけないことになっている。
悲しみは、町を呼び起こし、
消滅を広げるんだそうだ。

文字通りの空白。
「失われた町」というけど、
建物も、道も公園も残っている。
町の様子そのままに、
人々だけぽっかり失われてしまう。

「失われた町」三崎亜記


コレは何かに似ている。
失ったものに付随するものを
すべて取り払い、
「感情抑制」する。
コレは何かに似ている。


失われるのは「町」ではなく「人」。
みんなの誰かのいとしいひと。


文体はところどころ気になった。
し、その他諸々の設定・価値観が
もう少ししっかりして
提示してくれれば、いくらか
安心して読めたと思う。
前より世界観が揺らぎやすかったように思う。
さらにたまにライトノベルのような印象。

装丁的にはかなりいいと思う。
これ、絶対いい話だと思うのにな。
ううん、なんだろう。

失うということは、ひとをどこかへ連れて行く。
失われた町/三崎 亜記

¥1,680
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「10ドルだって大金だ」ジャック・リッチー


ライトです。
書店さんに
「この面白さがキミにわかるか??」
といわれ購入。

ライトです。食前酒みたい。
これから夜へ向かう為、
一日に折り合いをつける為の、
「軽く一杯」のお酒です。

こういう話を書き続けるのは、
大変だろうな・・・。
いつも読むミステリなら、
うだうだぐちぐち隅を論うところを、
一切無視して話が成立してるところは
すがすがしさを感じる。

ただ、この種のものを
読み続けるのは厳しい。

どうしても、すぐに食傷気味になってしまうもの。
たまにリセットとして読むには最適。
ちょっとした時間で読めるしね。
10ドルだって大金だ (KAWADE MYSTERY)/ジャック・リッチー

¥2,100
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「午前三時のルースター」垣根涼介


文庫の写真で購入決定。
微妙な色合いがとてもいいです・・。
文字の感じも。書体も。

初めての垣根作品。
長崎出身なんですね。

期待はしてませんでした。
最近入れ込めて読める作家・作品が
ないから。。
(それは私自身の哀しい変化?)


出張に行く度に、
当面の荷物・着替えはある、
お金はどこでも下ろせるし、
足りないものがあれば買えばいい。
もうここに戻る必要は無いのかもしれない。。

と、思う。
まさにそんな話。
ちょっと出来すぎ?というか
予定調和というか・・
途中食傷気味になりましたけどね。
ラストの方は良かった。

すっと読めます。
ココから戻れない、そうなるのは
大変怖い。
そういうものを積み重ねて、
ここにいるんでしょうね。


でも時々、何もかもおいて、一から始めたくなる。
そんな勇気もないくせに。
午前三時のルースター (文春文庫)/垣根 涼介

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