レッスンの指導は自分が習ってきたように指導することが多かった。
と、過去形。
若き頃の私のレッスン![]()
私の子供時代のレッスンはそれはそれは厳しかった![]()
それでも、音楽が好きだから続けられた。
自分が講師になったとき、同じように指導していた。
テキストの曲を1曲もとばさず全部弾かせていた。
そして完璧に弾けるまでは合格をあげなかった。
レッスンにきて泣いて帰る子もいた。
私もそうだったから・・・・・。
今考えると恐ろしい・・・・。
でも生徒さんに対して愛情はたくさんあった。
だから厳しくてもやめたいという子はいなかった。
若い時はとにかく必死だった。
まわりのことはあまりみえていない。
きちんと教えなきゃ。
私が学んできたようにしないと・・・。
ってなどなど・・・・。
良い言葉でいうと一生懸命だった。
では今は一生懸命ではないの?ってことになる。
今も一生懸命です。
ただ一生懸命の内容が違います。
結婚し、子育てを経験し、たくさんの生徒さんや保護者の方と出会って、色々な事がわかってきました。
今は自分中心の指導ではなく、教室理念に沿った指導を心がけている。
昔と今の子供たちの様子も時代とともにかわってきている。
忙しい今の子供たちに全曲弾かせるのは当然無理。
必要な曲を選び、色々な時代の曲をたくさん触れることができるようレッスンしている。
そして、今は優しい先生?になっています。
本当かどうかは生徒さんのみが知っている・・・・