愛しています、あなただけを‥
後ろから抱き締められ、わたしは震えながら
弱々しくそう呟く
声が届いたかどうかなんて
その時のわたしの意識レベルでは
最早判断できなかった
ただ愛おしい彼の温もりに触れて
その熱がもっと欲しくて狂い果てていく女の姿を
曝け出したくて
返事と同時に、
優しくグイ、と顎を指先で掬われ前を向かせられる。
ちゃんと見なさい、と。
飛びそうな意識の中、命令されるがまま鏡の前の自分に向き合う
なんて愛おしい自分の姿
全裸で縛られ
恥ずかしくて堪らないのに
その鏡に映る自分の向こう側
心の奥底まで投影されている気がして
彼に全てを曝け出されて
悦びのあまり咽び泣いている
この夜わたしは彼と主従契約を結んだ
今更と言えば今更だったかもしれないけど
上司兼恋人である彼の奴隷になった
その瞬間、色々と抱えて居たものが解れて
心地良い安堵を覚えた
それはわたしがMであり、彼がSであり
ただ行為のためだけでなく、深い精神的な繋がりを受容し、された
からかもしれない。
この関係性に
どんどん深みにはまっていく自分を
記録していこうと思います。
もし同じ境遇の人、居たら嬉しいな。