新月を待って・・・恋愛小説紛い -31ページ目

新月を待って・・・恋愛小説紛い

小説紛いの恋愛ものを綴ってみましょう♪
興味のある方は、アメンバー申請よろしくお願いします♪( ´▽`)

「ゆき、これを受け取って」


「何ですか?」


「少ないけど、受け取って欲しいんだ」


「お金ですか!」


「あぁ、ゆきも、家族4人がこちらへ来るとなれば沢山のお金もいったろう。美容院にも、子どもたちの洋服もと何かと物要りだったろ」

「その代わり、こちらへ来てからは、お財布も出さないで貴方に甘えていましたのに、受け取れません」


「それは、当たり前だよ。僕が招待したんだから」


「どうぞ、そのお金は納めてください」


「ゆき、困らせないで。僕の気持ちを汲んで貰えないか、お願いだ」


「あなたの気持ちは、言い尽くせないほど戴いております」



「ゆき、お金は有っても困らないものだよ!これだけは、僕の言ってることを聞いて欲しいんだ」



「でも‥」



「僕のゆきへの愛だよ。ゆきに、こんな形でしか気持ちを伝えられないんだ!どう現していいのか分からないんだ!」



彼は、そう言って私の手を握りしめ封筒を手渡した。