「ありがとうございます。私が、今度、こちらへ来る時の交通費にします」
「あぁ~、そうしてくれると嬉しいよ。ゆき、次は僕が逢いにいく番だよ」
「えっ、本当!!本当に」
「ああ、本当さ、約束するよ」
「じゃあ、また あなたと満月を見られるのね」
私は嬉しくって飛び上がりそうになった。
アイスクリームが溶けそうになっていた。
子どもたちは席に戻り 美味しそうに食べた。
その時、娘が急に、
「ねぇねぇ、お母さんと社長さん、ペアーみたい」
「あぁ、このネクタイだね!本当だ!!お母さんとお揃いだね」
この日の私は、ドット柄のワンピースを着ていた。
娘がお揃いと言ったのは、彼も水玉のネクタイをしていたからだ。
申し合わせてお揃いにした訳でも何でもなく…
彼をサファリのレストランで見た時、ドット柄に気づいていた私でした。あれこれ、不思議な縁を感じながら。