新月を待って・・・恋愛小説紛い -25ページ目

新月を待って・・・恋愛小説紛い

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富士の旅から戻ると関西は茹だるような暑さに、
彼の居る避暑地が恋しくて仕方なかった。

と、いうより 逢いたくて恋しさが募るばかり。


八月に入り、母が計画していたユニバーサルへ子どもたちを連れていくことになっていた。


この日も大阪は、この夏最高気温とかでアスファルトからは湯気が上がっていそうな照り返し。


叔母親子は、難波のなんば花月前で肩を並べて待っていた。


子どもたちは、初めて会う英に最初は戸惑っていたがそのうち、英の持ち前の底知れぬ明るさと、馴れ馴れしさに圧倒されていた。


取分け、英は長男と次男しか可愛がらない。

それは、私達には少々把握し兼ねる思考回路である。


ユニバーサルを満喫した子どもたちは、すっかり英に夢中である。



夢中というか、同年代を意識しているといった方が正解なのかもしれない。


とにかく、同じレベルで遊ぶ英を小馬鹿している節もある。