新月を待って・・・恋愛小説紛い -24ページ目

新月を待って・・・恋愛小説紛い

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この夜、英は私を誘った。

久しぶりに英の美声を聞いた。


2時間のカラオケは、2人を懐かしい子どもの頃にフラッシュバックさせた。


私のスカートを履いて、アイドルの物真似をするあの頃に。


「姉さん、彼とはどうなったのよ。抱いてもらったんでしょ?」


英は、ストレートに訊ねてきた。
それというのは、女同士の会話であることを意識している。


私は黙って頷いた。


「それで!どうするの?」


「どうするって?」


「逢いたいでしょ。逢って来なさいよ。あの子たちだったら、あたしがいつでも見てあげるわ!!だって~可愛いじゃない」



「本当に見てもらおうかな~」



「いつでも大歓迎よ!!」



英には私が彼に逢いたくて仕方がなく彼のことで頭が一杯になっていたことがお見通しだった。