新月を待って・・・恋愛小説紛い -21ページ目

新月を待って・・・恋愛小説紛い

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私は子どもたちと一緒にホームに降りた。



英と待ち合わせている時間までは30分ある。


それから新幹線に飛び乗っても三島までは、夕方には着ける筈だ。



英は、子どもたちを海遊館に連れていってくれるらしい。

私はフリーターしている英に三万円を渡す。


このお金を英が、どう使うかは判らない。


要らないという英に手渡した。


子どもたちと、何か美味しいものを食べて欲しいと言うと‥


「あらっ、旨い物ぐらい、あたしが作ってあげるわよ」だって。


英を信用していない訳ではないが、怪しいものである。



上の二人は心配ないが、おちびちゃんのことが不安でならなかった。



でも、そんな私の心配は余所に英は、おちびちゃんを異常なまでに可愛がってくれる。


そんな英をおちびちゃんが

「おじちゃん」

と呼んで後ろをコロコロ付き纏う。


「おじちゃんじゃないの!ひでちゃんって言いなさい」


私にとっては、英が中性であることが救いだった。


私は後ろ髪を引かれる思いで 子どもたちと別れた。



子どもたちは、後ろも振り向きもせず、英に連れられ人混みに消えた。



ちょっぴり、寂しかった。


そして、私は 新幹線に飛び乗った。


母から女に変わる時‥