新月を待って・・・恋愛小説紛い -12ページ目

新月を待って・・・恋愛小説紛い

小説紛いの恋愛ものを綴ってみましょう♪
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山小屋の灯りは、闇の中に一際目立ち富士山の位置を私に教えてくれた。



彼は、私を部屋まで送り届けてくれはしなかった。

「ゆき、ごめんね!明日の朝迎えに来るから。今夜は、ゆっくり休むといいよ」

そう言って帰っていった。

聞き分けのいい振りをした私は、寂しさを隠して


「はい、ありがとうございます。おやすみなさい」


彼の立場も考慮しなくてはならない。


彼の基盤のど真中に飛び込んで来ているのだから当然のことだ。


私は、一人になって 子どもたちの様子を伺うため、英に電話をした。


子どもたちは疲れて寝てしまっているらしい。


海遊館は、楽しかったようで、明日も行きたいなどと言っていたそうだ。


しかし、英は 明日はプールに連れていく予定だと言う。

楽しんでいるなら それでいい。


余計な話しはせず、英に、お礼を言って電話を切った。




ホテルの一室‥

誰も知らない異国の地に
独り ポツンと取り残されたような気がした。


とにかく、汗を流してベッドに入った。


彼は、どうしているだろう~
そんな事を思いながら‥日頃の子どもたちからも解放されているせいか、独り寝に慕っていた。



いつの間にか ぐっすり深い眠りに堕ちていた。


なぜなら、早朝 久しぶりに爽快な気分で目が覚めたのだ。