<<長文です。>>

6月21日水曜日 暴風雨

天気予報通り、明け方からの暴風雨の朝。
この日は3.4倍の倍率を突破して当選した
「黒部ルート見学会」(関西電力主催)の日。
中止の連絡は無いので多分、大丈夫と
早々に朝食を済ませて宿を出ました。
推定風速20mオーバー、傘は使えない。
カッパを着て歩き出すと時々突風が吹いて
お互いに押さえてるんだか
しがみついてんだか  キャー  あはは
妙なハイテンションで駅に着く。

トロリーバスに乗って大観峰、
ロープウェイに乗って黒部平、
ケーブルカーに乗って
やっと黒部ダムに到着。

くろにょんのお出迎え。
にゃんではなく、にょん。
黒四→くろよん→くろにょんはにわ



さて、当選者全員揃ったところで出発です。

黒部ルートとは…
関西電力が黒部奥山において
電気事業運営のための資機材などを
運搬する輸送設備で、
欅平~黒部川第四発電所~黒部ダム間の
ことをいいます。


まずはヘルメットを被ってバスへ。
ずーっと専用トンネルの中を進みます。
この辺りは他にも
何本かトンネルがあるそうで
土竜とか蟻の気分。
トンネルを掘れば当然土砂がでるので
それを外に出すための横坑のひとつ


作廊谷で外に出てみます。


天気がよければ正面奥に劔岳が見えるそう。
この辺りが十字峡になるのかな。
いつかは自分の足で来てみたいけど…。


インクラインに乗り換えて
黒部川第四発電所へ。
斜度34°をくだります。
スキー場で34°の斜面に立つと…
真下に落ちる崖のような感覚です。


このあと、黒部川第四発電所を見学して昼食。

ダムからここまでの設備が
わたしが生まれる前には
完成していたんだって。
人の力って凄い。
中でも
今の様にGPSがあるわけじゃない時代に
両側から掘ったトンネルの誤差が
たったの4㎝だったというお話には
本当に驚きでした。


上部専用鉄道に乗り換えて欅平に向かいます。
(この鉄道は昭和14年建設!)
唯一、外に出るのがここ、仙人谷ダム。
トンネルを抜けたら嘘みたいな晴れ!


キレイだねー!本当に綺麗。
全員写真撮影に盛り上がることったら!きゃっ

ここも自分の足で歩いてみたい所だけど
下の廊下とか日電歩道といわれるこの道は
実際、凄く厳しい道で
ダム工事の際にはこの道で
資材を運んだり測量に入ったりしたのには
これまた驚きです。


この先が高熱隧道。
窓を開けると硫黄の臭いと熱風が入る。
ここを掘ったのも人力。すごい。
掘る人、一人の後ろから
二人で黒部川の水をかけて冷やして
作業を進めたそうです。
作業員には
玉子と牛乳(当時は贅沢品)が支給され
お給料は普通の10倍だったとか。
それでも写真で見た現場の作業員は
痩せてガリガリだった。

その昔(10年ほど前?)
紅白で中島みゆきが唄った場所などを見て
欅平に到着。


トロッコ列車で宇奈月
電車に乗り換えて黒部宇奈月温泉駅へ。
そして、金沢から特急しらさぎに乗り
新幹線遅延に合い(詳細はタラとレバ…の記事で)
40分遅れで帰宅しました。

黒部ルート見学会は
その人気に納得の内容で、
事前に頂いた資料やしおり、
当日の案内からは
そこに働く方々の誇りを感じました。
ありがとうございました。
また行きた~い!きらきらハート