依存症回復支援施設ワンネスの、家族向けオンライン勉強会に毎週参加しました。


勉強会では、アメリカで開発された、依存症の家族の為の「ポジティヴ心理学」を学びました。



またそちらで教えてくださっている男性の先生Kさんのお話がとても大好きで、毎週のオンライン勉強会が楽しみになりました。


Kさんは、私は勝手に臨床心理士さんか何かと思っていましたが、実は依存症を回復された方だと知り、ますます尊敬をしました。



オンライン勉強会の途中で、4人ほどグループに分かれて、分かち合いのようなものがありました。


数ヶ月楽しく通っていたある日、


私が、最初の電話相談で、とても嫌な思いをした電話受付の女性と、分かち合いで同じグループになりました。


以下、仮名でAさんとします。(イニシャルではありません。)



Aさんは、分かち合いで話された女性2人(依存症の子供を持つお母さん)に向かって、


みんなの前でダメ出しを始めました。


女性2人は、まるで指導者に叱られる生徒のように、

「はい、すみません。がんばります。」

と話していました。


女性2人は、恥ずかしそうに少し笑いながらでしたので、

おそらく基本的には、Aさんと仲良しのようでした。


(しかしそれは私が一番苦手な人間関係です。

私は、人にダメ出しをする人が好きじゃありません。

ダメ出しをする人に限って、そんな大したことない人ばかりです。

しかも同じように苦しむ母親同士なのに…。)




それから頼んでいないのに、Aさんは

「はい、次!あなたね!」

と私に話を促しました。


私は正直、Aさんとは話したくなかったので、

「私の夫が薬物依存症です。

夫は今、NAミーティングに通い、一生懸命、回復しようとしています。」


とだけ話しました。



するとAさんに、

「甘い!」



私はもうその時点で、いや、最初の電話受付の時からAさんとは話したくなかったのです。



しかしAさんは続けて、


「あなたはね、依存症についてもっと勉強したほうがいい。


依存症はそんな甘いものじゃない。」



依存症が甘いものではない、


いや地獄であることは、


8年間(当時)、毎日一緒にいる妻の私がめちゃくちゃわかっている。





それからAさんは、


「私の息子の嫁はね、


私にこう謝ってきましたよ。



『お義母さん、ごめんなさい。


息子さんが今まで依存症を回復できなかったのは、

妻である私のせいです。


私が息子さんと、

もっと早く離婚を決断できていれば、


ここまで息子さんの依存症が悪化することはなかったのに…。』

って。」



あなたの息子さんの依存症が悪化したのは、

あなたの息子さんのお嫁さんのせいですか。


回復の足を引っ張っていたのは、お嫁さんですか。





私はもちろん、Aさんの息子さんの状況を知りません。


しかし同じ妻の立場として、

確かにわかることは、



Aさんの息子さんの奥さんは、

依存症になってしまった夫を、

何とかしなければと必死だったのでしょう。




Aさんの息子さんの奥さんは、

パパが大好きな子供のことを第一に考えて、

なかなか離婚ができなかったのでしょう。



何よりも、



一生、”病める時も”

添い遂げるつもりだった最愛の夫だったんです。




大好きだったワンネスの依存症の家族用の勉強会、

行くのはやめました。



私は今までの人生で、こんなに人に腹を立てたことはかつてありませんでした。


そもそも人に腹を立てる機会なんで、”普通に生きていたら”、そこまでありません。


依存症という病気は、

関わる家族も、”普通に生きていくこと”が難しくなります。




(※基本的に、アメンバー限定の記事を書く予定はありません。


沢山の方々に読んでいただきたいからです。


ただこちらの「助けてください」シリーズは、個人が特定されてしまう場合があるので、


アメンバー限定にしていこうと思います。)