レイがいなくなってしまってちょうど3週間になります。
あと1週間もすれば月命日。
リンの時も書いたのでレイの最後の日も書いておきたいとずっと思っていましたが、レイを失ってからは本当に悲しくて寂しくて悔しくて…
リンの時とは比べ物にならないくらいのロスが襲ってきました。
そんな中でも引っ越しの準備をしなければいけなかったり。
それで今になってしまいました。
間に合うのか?と思った荷造りもなんとか終わり、今は仮住まいに引っ越してきました。
レイも一緒に住むはずだったペット可の物件。
レイは小さな箱で引っ越してきました(もちろんリンも!)。
****************************************************************************************************************************
レイ最後の日。
しんちゃんはお休みでした(これもまた日を選んだのでしょうか?)。
その日は大きい家具を粗大ごみに出すために2人でエントランス前まで運んだりしなければいけない日でした。
メモにも書きましたが、レイは最後の3日は寝たきり、起きている間は発作という壮絶な状態で、最後の日も鎮静剤を飲ませて寝させていました。
作業の合間に何度もレイの様子を見に行き、発作の兆候が出ると2人で付き添って声をかけたりシリンジでポカリを飲ませたり。
そしてまた発作が辛そうになると鎮静剤を飲ませて眠ってもらっていました。
そしてその間に作業。
日中はそんな感じで過ごし、夜も引き続き頻繁に発作を起こすレイを介抱しながら過ごしました。
発作は体がもう動かないのでジタバタすることはないのですが、体を反らせてものすごい声で泣きます。
病院から処方された座薬も入れてみたけど全然効かず、発作中は声をかけながら体をさすったりなでたりしながら見ているしかありませんでした。
本当に本当に見ているのが辛かったです。
最後の発作は0時前。
その後また鎮静剤を飲ませて落ち着いてきたところで0時をまわり、しんちゃんは寝室に行きました。
私はそのままソファーでレイに付きそうために居間にいましたが、明らかに今までとは呼吸の感じが違っていました。
2時を過ぎた頃、様子が違うと感じて寝ていたしんちゃんを起こしました。
そのまま私はレイを抱っこ。
もう体に力はまったく入っていません。
その後1度しんちゃんに抱っこを代わって、少ししてからまた私がレイを抱っこしました。
2時40分を過ぎ、レイの呼吸がだんだん浅くゆっくりになってきました。
そしてレイは全く見えていなかったと思うのですが、本当にかわいいかわいいお顔で私を見つめてきて、さらにさらに呼吸が浅くゆっくりになり、45分に呼吸がふっと止まりました。
リンの最後は老衰ということもあったのか顔つきもちょっと違っていたのですが、レイはレイのかわいいお顔そのままで、呼吸をしていないのが信じられませんでした。
レイを、リンの大きいポスターの前に寝かせて…
もう亡くなってるのに本当にただいつものように寝てるだけみたいで…
発作を起こしている時は何度も「レイはもういっぱい頑張ったんだからリンのところに行ってもいいんだよ」と言いましたが、本当にリンのところに行ってしまうと亡くなったのが信じられなくて…
しんちゃんはまた寝室に戻って寝ましたが、私は朝方5時過ぎまで眠れずに、そのままソファーでうとうとしました。
リンの時は悲しかったけど17歳まで生かせてあげることができたという気持ちがありましたが、レイは13歳までしか生かせてあげられなかったという悔しい気持ちでいっぱいでした。
リンもレイもあっという間にいなくなってものすごい喪失感が襲って何もする気がおきなかったのですが、幸か不幸か引っ越し準備という大仕事があったので…
レイのことを想いつつ先週まで荷造りしていました。
その間にもご近所のワン仲間さんやお世話になったトリミングサロンのトリマーさんなどに報告し、そのたびに「リンちゃんのところに行きたかったんだね」と言われました。
そうだよね。
リンのことが本当に大好きだったもんね。
確かに病気は脳腫瘍だったけれど、一番の死因は「リンのところに行きたい病」だったのかもしれません。
レイ。
かわいいかわいいレイ。
ずっと大好きだよ。
リンと会えて一緒にいるかな?
レイ、病気に気づいてあげられなくてごめんね。
もう頭痛くないね。
私達のところに来てくれて本当にありがとう。
たくさんの楽しい時間を思い出をありがとう。