2019年10月末から11月初めにかけて、タイに文化交流の旅に行ってきました。「アジアンビート」というプログラムで、日本人の他、韓国、台湾の方々も交えて10日間の旅でした。
普通の旅行とは違い、歌やダンスのショーを通して現地の孤児院や大学生たちと交流する旅です。そこで様々な文化の違いと、たとえ言葉や文化は違っても、友だちになれるんだということを実感して帰ってきました。
例えばバーンロムサイという孤児院を訪問した時のこと。緑豊かな広大な敷地に宿舎が点在し、子どもたちは穏やかでキラキラした目をして私たちを歓迎してくれました。言葉は通じないけれど、身ぶり手振りで私たちをすぐ受け入れてくれて、一緒にダンスや歌を楽しんでくれました。プログラムが終わって、さあ日本から持ってきたおもちゃを出そうとしたところ、何人かの子どもたちがすっくと立ち上がって、ダンスを披露してくれました。そのダンスがもう本当に素晴らしく、まるでプロのダンサーが本番に臨む時のような気迫で、音楽に身を委ねてリズミカルに美しく踊ってくれました。
私たちは胸を打たれました。
そこには1人も「可哀想な」子どもなどおらず、生き生きとした、生きる喜びに溢れた子どもたちが存在していました。
幸せって何だろう、と皆が考えさせられた出来事でした。
とはいえ、バーンロムサイの子どもたちには持続的な経済的支援も必要です。ここは日本のNPOが立ち上げた施設で、質の高いオリジナル製品を作って販売しています。またサイトを覗いてみてください。

https://www.banromsai.jp/

 

【旅日記〜人生は旅(その1)】
人生は旅だと感じている。たとえ一年の大半を自分の家で過ごしていようと、日常が旅であり、家で仕事はするけれど、それも旅の途中なのだ。

今日の旅は大阪の屋久島。屋久島の自然をイメージした庭のあるカフェ、guliguliのギャラリーで、柔らかく自然と一体になった、屋久島をイメージしたピアノの演奏を聴く。

演奏者はYoko Nishiharaさん。
なんと、森の中に432Hzに調弦したピアノを置いたホールを作るのが夢だそう。

ん?森の中のホール?ピアノ?
私の夢と同じではないか⁉️

しかも同じ豊中市在住の方。

そこに、私好みのナチュラルなドレスを着た美しい人が現れた。聞けば六甲で「Matoca 」というオーガニック・カフェをされているそう。マトカとはフィンランド語で「旅」という意味だそう。「人生は旅だと思っています」とお話すると、彼女も「そうそう、それで店の名前をマトカにしたの」と言われた。
なんてシンクロ❣️

今日の旅は家から30分のところだったけれど、素晴らしい出逢いがあった。
明日はどんな旅になるのだろう。
ワクワクが待っている。




 子どもの頃から歌うことも好きだったけれど、自分はピアノの道を行くんだと決めていたので歌にはそれほど熱心ではなかった。合唱団にもいくつか入ってみたけれど、そんなに熱中はしなかった。大学卒業後、合唱団にはピアノ伴奏者として所属していた。カラオケは好きではなかった。

 そんな私が歌う喜びに目覚めたのはこの数年のことだ。2017年春、スウェーデンのアカペラ女性ボーカルグループ「クラヤ」の歌に惹かれて、その歌を歌う会、というのに参加するようになった。指導してくださったのはシュタイナー教育を学んでこられた足利智子先生。生きた音楽を教えてくださる素敵な先生だ。
 楽譜を見ればだいたいの音はすぐ歌える私は、そこに集まった人たちの中で主旋律以外のハモリのパートを任されるようになった。そしてこれまで学んできた発声法が、コーラスの中で役に立つことを知った。
 智子先生のご縁で、大阪阿倍野の「ことばの家」主催のクリスマス生誕劇の歌い手も務めさせていただいた。ここでもお役に立てた実感があった。
 また、その頃習い始めた社交ダンスがきっかけで、2018年と2019年の2年連続でミュージカル「ア コモンビート」に出たのも大きかった。特に初舞台ではアカペラのソロデュオを2000人の観客の前で歌わせてもらった。忘れられない舞台になった。
 そして、私の歌好きを決定づけたのは
2017年夏に1週間訪ねたスコットランド北部のエコ・ヴィレッジ、フィンドホーンでの体験だった。ここでは毎朝、自由参加の歌の時間「テーゼ」がある。愛と平和の歌が多く、歌う瞑想のような時間だが、こびとの家のような小さな建物の中で響く混声合唱のハーモニーはなんとも心地よく、生きる喜びを感じる時間だった。
 その時のご縁で2020年3月、長年フィンドホーンで中心となって歌を広めてこられたバーバラさんの歌のリトリートに参加した。場所はハワイ・カウアイ島。自然の懐に抱かれた中で、初対面なのに気の合う仲間たちと、歌や音楽をして過ごす1週間はかけがえのない日々となった。
 バーバラさんは、音楽は緊張したレッド・ゾーンでするものではなく、リラックスして楽しめるグリーン・ゾーンでするものだと言われ、私たちに心から楽しめる音楽の時間をくださった。
 このような場でカウアイ島から世界に向けて、愛と平和の歌を仲間たちと歌っていた時、私の心の奥底から「これが私の生きる場所」という感覚が湧き上がってきて、この上ない喜びに包まれた。この、平和を祈るハーモニーの中の1パートを歌っている私が、本来の私。私の存在意義はここにある。

まるで、「天国のひな型」を体験したようだった。

 声というのはひとり1人違うけれど、それぞれが調和して生まれるハーモニーこそは、天国のひな型のような至福の体験。
私はその喜びを知った。
 ひとは皆肉体は別々だけれども、誰かと繋がりたいと思っている。コロナで人と会えない今はなおさらだ。去年から学んでいるワンソウルの伊藤直美先生曰く、繋がれるのは同じ周波数を持った人同士なのだとか。心をひとつにして歌を歌っている時、私たちは深いところで繋がっているのだ。たとえ考え方や感じ方が違っていても、ひとつの歌を歌っている時間、私たちは深いところ〜集合意識で繋がっている。それこそが「天国」というものの擬似体験なのだと思う。
  
 コロナで巣篭もりの日々、最近のお楽しみは2人の娘たちと歌うこと。子どもの頃からピアノや合唱団で音楽と親しんできた娘たちとはいろんな歌がすぐハモれる。親娘なので声の質も似ている。子育て時代にはいろいろあって、こんな幸せな日々が来るなんて予想もしていなかった。今まさに家庭が「天国のひな型」になっている❣️

 コロナの日々の大きな気づきでした。


 

【陣中お見舞い申し上げます】                                  
 お家にこもる日々、いかがお過ごしでしょうか。しばらくは腹をくくって、この時期を切り抜けなくてはいけないようですね。全世界がみんな同じ境遇です。どうせお家にこもるなら、この日々を楽しみたいですね。

 わが家の娘たちも仕事に行けないので久々に親娘そろって1つ屋根の下にいます。そして、時間を持て余すと自然にピアノを弾きたくなるようです。2人とも子どもの頃は私が教えていましたが、成人してからは弾く余裕もなく、だいぶブランクがありました。

 けれど時間に余裕ができると弾いてみたいようです。昔発表会で弾いた曲を10年たった今も覚えて弾いているのですごいと思います。そして「ピアノが弾けてよかった~」と口を揃えて言ってくれます。嬉しいことです。

 私もいつもより時間に余裕ができた分、ピアノに向かう時間が増えました。時間に追われるとつい、弾きながらあれもこれもとやるべきことに気を取られます。でも時間に余裕ができると音楽に集中して向き合えるようになり、楽しんでいます。 

 今、ほとんどの生徒さんたちがオンラインでレッスンを受けてくれていますが、子どもたちも時間に余裕がある分、ピアノに向かう時間も増えているようですね。電話越しでもみな、とても集中してレッスンを受けてくれています。またレッスンノートも自分で書き写してもらっているのでポイントを押さえた練習をしてきてくれて、1週間でいつもよりみんな上達してこられています。

 これは意外な展開でした。もちろん対面なら連弾もしてあげられるし、リズムだって一緒に叩けます。音が途切れて聞こえることもありません。けれどオンライン・レッスンでも確実に子どもたちが進歩している手応えがあります。

 というわけで今年も発表会、やります。
いつもと同じようにできるかどうかは分かりません。でも子どもたちのこの1年の成果を発表する場はなんとしてでも作ります。ホールが使えれば1家族ずつ時間をずらして来ていただき、1人ずつ舞台に出てご家族だけに聴いていただくファミリー発表会にする。あるいは舞台での演奏をビデオに録ってオンライン発表会をする。
などを考えています。

 こんな時こそ音楽は心を癒してくれます。
曲の決まっていない生徒さんはこれから曲を決めていきますので、応援よろしくお願いします。

 最近はいろんなアプリが出ていて、離れた人とも合奏ができる動画編集アプリがあります。私はこれで毎日いろんな人とアンサンブルをして楽しんでいます。生徒さんたちともこれで連弾できます。しばらくライブではできませんが、文明の利器をどんどんレッスンにも取り入れて、新しい道を探っていきます。
 皆さまもどうぞお体に気を付けて、日々を楽しんでまいりましょう。

今年の発表会は
7月11日(土)
豊中市立すてっぷホールです。
今日は土曜日。
生徒さんたちのレッスンは午前中で終わって、午後からはお休み。

こんな時だから、誰かと音楽したいと思っていて、先日教えてもらったアプリを試すことに。

でも、使い方もよく分からないし、友人に送ってもらった歌に合わそうとしても編集がうまくいかず。

そんな時、うちには歌好きの2人の娘がいることを思い出した!娘たちの歌の好みは私とは違うけれど今日はヒマそうなので誘ってみることに。

フィンドホーンで歌われている”Between darkness and light “という、今の時期にぴったりの歌をハモろうと誘ってみると乗ってきた。

初め、アカペラで3声で歌えばいいと思っていたのだが、次女が「お母さんライアー弾いて」という。ライアーも長らく弾いていなかったので、娘が言うならと取り出してみると、久々なのにほとんど音も狂っていなくて、弾いてもらうのを待っていてくれた。

さて、音はすぐ取れても、いざレコーディングとなると一発ではいかない。
試行錯誤の上、

①アプリで、私がライアを弾き、2人の娘がソプラノとアルトを歌う動画➕私がテナーを歌う動画を重ねた。
②アプリで、3人でアカペラで歌った動画➕私がライアだけ弾いた動画を重ねた。
③私がライアを弾きながらテナーを歌い、娘たちがソプラノとアルトを歌った生録音

を作ったところ、やっぱり③の生録がいいということになりました。

チャンチャン

にしても、今日も、コロナでなければ来ることのない、幸せな一日でした。