走った先に温泉があれば、入ってしまうのがりんぺいのさが。ハタチ族×おぼんろ春の一人芝居千秋楽 |  高橋倫平 父してます!

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4月10日。

ハタチ族×おぼんろ

春の一人芝居祭り最終日でございます!

の前に昨晩泊まった場所を紹介。



掛合って場所の、若者が自分たちでコミュニティーをつくって、その会合する場所を家ごと借りてしまったみたいな。

宿泊場所じゃないけど、電気代とシーツの洗濯代の500円で、

一泊していいよ!

な感じのファンキーで、旅人には超ハッピーな場所。

トイレはぼっとんだけどね!



部屋も5つくらいあるし、キッチンもある。



シャワーはないけど、お風呂はある。
目の前が意外に車が通る場所だけど、夜中は気にならない。
ぼっとんだけどね!



そんな旅好きにはたまらない場所で一泊を過ごさせて、もらっての出動!

今日本番をするのは雲南市の木次にあるチェリヴァホール!
せっかくなんで、動画をもう一度w


劇場につくと、2日前とは打って変わって、
8日の舞台


10日の舞台


舞台上に舞台と客席ができていました!東京では絶対こういうことができない。これこそ、地元の知恵というものなんでしょうね。大ホールが立派な小劇場になってしまった。


照明もしっかり入っていて、まさか捨て犬の報酬をしっかりとした劇場でできると思っていなかったのでプチ感激でございました。
そして、おぼんろ本公演ではこのホールをどのように使うのか、想像するとわくわくします。


ちなみに楽屋はめっちゃ広いのでスペースを一人でいるとチーンな感じです(笑)


音響照明のきっかけ、明かり音合わせを終えて、
ゲネまで時間をいただいたので、

「桜並木の下をランニングする!」

を叶えさせていただきました。
2日前に比べるとちょっと散り始めたけど、
桜の下を走るのは気持ちがよすぎる。
走ってましたら、
近くに温泉があるではありませんか。
温泉があったら、入るしかないじゃないですか!

ランニングの勢いをそのままに、温泉に飛び込みます。


大事よ。
お風呂に入るのは!
体ほぐれるし!


あと1時間30くらいでゲネが始まる時間ですけど、
これなしでは、行えませんよ!
お風呂に入った後には
木次発信の牛乳!



全国のス-パーでも見たことがある人はあると思う、木次乳業が一押しです!
腰に手を当てて、ぐびぐびです。

温泉を出て、名所っぽいものに触れて、



木次公園へ



なんかね、もうね、たまらんのです。眺めは好いし、気持ちいいし、
後15分で、ゲネというのに、のんびりし過ぎて、再び猛然ダッシュでホールに向かいました。

ゲネを通して、伝えきれていなかった音の入りなどをチェックし、
本番の準備。

17時の回はイイネ公演。
おぼんろでいつもやってる基本無料で、見終えた後に1円だろうと10000円だろうあめちゃんだろうと自由に投銭していただくシステム。
客席に人がいないのは寂しいぞ!との思いから、併設されてるスーパーまで衣装メイクのまま、客引きに!
人がいれば、4、5人くらいは劇場に導ける!と思っていたけど、
人が全然いないという!あれ!

ひとめ見てもらえたら、絶対に価値観を変える自信があるのに。


しかし、劇場に戻ってみると、意外に人が入っていて、びっくり。
HangerBoyを演じる松島彩ちゃんは島根でテレビにもでるし、ラジオ番組も持ってるし、雑誌に文章書いているし、マルチタレントなので、集客が凄いのです!
と感心してると、話しかけた一人の女性が


「バースデーの公演を見たんです。どうしてももう一度見たくなって、母を連れてきました」


まさか、こんな短い期間なのに、リピーターとして来てくれる人がいるとは思わなかった。
夜の回にも、
前日の「ぼうげつ」でみてくれた子がまた見に来てくれていたし

なんか本当にありがとうございます。です。


17時の回はプロのカメラマンさんが入ってくれて、映像を撮ってくれていたので、編集でき次第いただけるとのこと、楽しみだぞ楽しみだぞ楽しみだぞ!

そして、やってきました最終回



この後、用意した椅子は埋まり、
補助席まで出しての大入り満席。

去年の4月にやった「捨て犬の報酬」を見ている、という人もちらほら。

もう一度見たいと思ってもらえていたんだ。



ゲネを含めて、一日3回目の「捨て犬」
猫背をキープしての演技から、アクションにダンスに、
腹の底から、振り絞るように声を出す、
一番最後の遠吠え。

体に無理をしているのは一目瞭然で、
笑えるくらいに悲鳴を上げているのがわかる。

それでも、全身全霊で演じないといけない。

一番最後の遠吠えをした時、
その声がホール内に響き渡り、少しの残響を残した。

ほんの一瞬聞き入ってしまった。

暗転の中で最後に吐くセリフのタイミングが
少しだけいつもより遅かったと知る人はその場にはいなかっただろう。


「僕たちおぼんろは、次回本公演で4197人の動員を目標として活動しています。
もし、この物語を楽しんでいただけたなら、ぜひ、次回本公演には
友人知人家族恋人を誘ってまた、遊びにいらしてください。」


今回の俺の「捨て犬の報酬」をみて、少しでも興味を持っていただき、
7月の本公演を見に行きたい!と思ってくれた人が少しでもいてくれたらと思う。
また、
ハタチ族の主宰であり、チェリヴァホールのあれこれを担っている西藤将人君が

「島根に演劇をもっと広めたい」

という信念に少しでも協力できただろうか。
いや、これを言うのはまだ早い。
これを言うのは、7月の島根の公演が終わってからだ。

2014年7月2、3日

再び島根を訪れます。
更なる物語をひっさげて。

そんなこんな
ハタチ族×おぼんろ
春の一人芝居祭り
無事終幕しました。

関係者一同
ご来場いただいた参加者のみなみなさまに
最上級の感謝の気持ちをこめて、

どうも
ありがとうございました!