父親になって、父の気持ちがちょっとずつわかってきたような。
いつからだっけなぁ
父の事を『あきらどん』って言うようになったのは。
おばさまである『麗子さん』が『あきらどん』ってずっと言っていて、
それが、移ったのかな。
『あきらどん』は定年退職して、
悠々自適な生活をしているようだ。
そんな『あきらどん』に今後、世空くんを預ける事が、
ちょいちょい、どころか、沢山出てくると予想しております。
今日も3人で、多摩川の土手を散歩した。
父と息子とその息子と。
父と父とその息子。
おじいちゃんと父と孫。
うん、まぁ、そういうこと。
「俺も、こんなんだった?」
「おぉ、元気だった」
父親と息子の背中をみて、
30年後にはこうなってるのかなぁ。なんて思ったりした。
母の『けいこさん』はいまだにワーカーホリック
毎日21時にセットしたアラームがなる。
「あと、5年くらいは働くわ~」
と仕事オタクぶりを発揮してる。
仕事しなくなったらボケるんじゃないかと思ってる。
今だから、よくわかる。
俺は、すげぇ愛されていたんだなぁって。