【前回のお話は下記リンクからどうぞ】
【前回のあらすじ】
公証人に今後の流れを説明され、私がなぜ公正証書を作成したいのか、そして載せたい項目を伝えるなどして初回の打ち合わせは終わった。
公正証書を作成にあたり、かかる費用は夫に支払ってもらうことで合意を得た。
初回の打ち合わせは、滞りなく進んだ。
今回の打ち合わせで、私が公正証書に載せたい内容を公証人に正確に伝えることができ、ひとまずは満足していた。
その後は公正証書の原案ができるまでの間、必要な書類を取得したり、必要な手続きを行うとともに、
夫とはまだ婚姻関係にあるため、妻としての役割を果たすようにしていた。
夫からもそれを求められていた。
聞き入れていたのは全部、公正証書を円滑に作成するためだった。
この頃は夫から週2〜3回は洗濯するよう頼まれ、
そのついでにご飯を作るよう頼まれたことも数回あった。
私はそれを聞き入れ、夫が仕事で留守にしている時間帯を狙って家に行き、子供達がリビングで遊んでいる間に頼まれたことをこなしていた。
そんな中、たまに夫から助けを求められる場面もあった。
今更甘えられても……
と思い、内心呆れていた。
私の中で離婚すると心に決めた後は、夫に新しい恋人や良い人がいた方が離婚に前向きになると思っていたので、
不倫相手女性と関係が切れていないことを願いつつ、さり気なく探りを入れてみた。
実際のスクリーンショットです
スクリーンショットからもわかる通り、浮気調査を決行してから約2ヶ月が経ったこの時には、既に破局していたことがわかった。
本当にいたとしても「いない」と言いそうだが、
離婚するとなった今、わざわざ嘘をつく必要もないだろう。
先程のスクリーンショット同様に、深夜〜朝方にかけて夫が私や子供に縋るような、そんな鳥肌が立つようなLINEを送ってくることが何度かあった。
そのSOSに対し、私はとにかく塩対応で、まともに取り合うことはなかった。