笑の大学 スペシャル・エディション舞台の映画化という事で、場面も非常にシンプルでした。検閲室という狭い個室の中で、検閲官と脚本家が互いのプライドをかけて争っている……はずが、いつの間にか検閲官が脚本の脚色をしているという、中々ない物語が面白かったです。
最初、向坂(別所さん)が椿(稲垣さん)に次々とだめ出しをしているんですが、怒るポイントがちょっと違うんじゃないか?? から始まって、貴方実は面白がってませんか? という流れになっていく過程に目が離せなくなりました。
そして最終的には、二人の間にはいつしか奇妙な友情が生まれていて……と言うか、いつの間にか師匠と弟子みたいになっていて、ぽろりと泣けました。今まであれだけ騒いでいたのもあって、椿が静かに去っていくシーンが余計に印象的でした。
ちょっとネタばれになってしまいますが、椿の脚本は劇として上映されるのかが非常に気になります。