2021年7月29日、専門病院の始まりです。
先ず驚いたのは病院内の人の多さ
しかもみんな癌なわけでしょ。付き添いの人がいるのを忘れてましたが、日本人の2人に1人が癌になるってホントなんだと実感しました。
肝胆膵外科の先生は体格が良く、マスクでお顔は分かりませんが、目の優しい声のステキな先生でした。
図を書いて癌の事、手術の事を詳しく説明してくれました。
私がスポーツをしている事を知るとロボット支援腹腔鏡下手術を提案されました。
又場合によっては開腹手術になる事もあるそうです。
その後別室で検査の日程調整。
手術室の仮予約が8月23日でした。
そして怒涛の検査。
迷子になりながらも血液検査、尿検査。レントゲンにCT、心電図、MRI、肺機能検査。
看護師さんの面談で入院についての説明、次回の検査の日程と諸注意。
全てが終わった時にはあんなに混んでいた病院内には殆ど人がいない。通常出入口も既に閉まっていて、時間外口から帰りました。
あ〜疲れた〜
長い1日でした。
その後8月2日、3日と様々な検査を受け、1日空いて5日の受付での事。
この病院では次回の外来スケジュール表をもらうのですが、この日は外科の診察の後に肝胆膵内科の診察が追加されてました。
あれ?内科?なんだろう?
先ず外科の先生から手術が出来なくなり、内科で抗がん剤治療をすると言われました。肝臓に転移があると…
大学病院で転移はないと言われましたが…と反論しましたが、ここでの検査ではありませんからと言われてしまった。
がーーん
頭真っ白です。
あっ!未だ検査が残ってるね。
これを受けて又来てください。
エコー検査でした。
検査室の先生はすごく痩せてて声も小さくて暗い感じ。本当はそうではないのでしょうが、とにかく私がショックで全てが悪い方に感じてました。
とても丁寧に診てくれたのに…
検査が終わって待合室で待っている時、ふと気づくと1人空いた隣で高校生ぐらいの男の子がスマホゲームをやってました。
付き添い?患者さん?
そこへお母さんらしき人が来て2人で次の所に向かいました。
どちらが患者でも辛いだろうな。
私はもう65年も生きてきたし、悪い事も理不尽な事もあったけど概ね良い人生だと思う。
世の中には突然死を迎える人もいるのだから、まだ出来る事があるのだから、手術が出来ないと言われただけでこんなに落ち込んでちゃダメ。
少し気持ちが上向きました。
外科の診察室に入ると、私が座るより前に先生が手術出来ますって
影はやっぱり癌ではなかったと…
エコーの先生、ありがとう
暗く思ってごめんなさい
そして手術日が8月17日に決まりました。
最初の予定より約1週間早くなりました。
やったー
長い文章、読んでいただきありがとうございます♪