月夜兎の今日この頃・・・ -3ページ目

言葉遊び~ただそれだけの話~

必然と偶然。虚像と実像。裏と表。光と闇。
自然界になりたつこの上ない絶対のもの。
いや、そもそも「絶対」とはなんなのか。そんな途方もない敷き詰めに答えなんてものがあるのか。
光があれば闇がある。誰が決めた?
必然と偶然。誰が定めた?
いつから成り立っているのかわからない定義。誰が定めたのかわからない解。
運命という言葉があるとするなら、それはなんて曖昧で身勝手な言葉だろう。そしてこれ程までに都合のいい言葉があるのだろうか?
すべては運命の上になりたっている。誰が決めた?
神様と言う名の不確かな「正義」だ。
神様と言うものはなぜみんな人の形なのか。
なぜ人は神という存在を作ったのか。
人はいったい何を求めていたのだろうか。
都合の悪い現実を、すべて「神」とやらのせいにして、困ったときだけ頼る。なん都合がいい。
人は生まれると神に感謝し、人は死ぬと神を恨む。
なら、その先に人は何を求めるのだろう。
感謝し、恨み、そしてその最後にはいったい何が残るというのだ?自分勝手な問いの向こうに答えなんてあるはずがない。
人は死を恐れ、死に向かう。抗うことの出来ない命の営み。生まれ、歩み、感じ、そして最後には土となる。
いったいなんのために生まれてくるのだろうか。
いったいどうして、命は生まれたのか。
人が作り上げた神とやらは、いったい何を望んでいたのだろう?
終わる命に何を求めたのだろう?
解のない問いに何て答えるだろう?
絶対という正義がないこの中で、ひとは必然を信じて歩んでいく。
一歩間違えれば底無しの谷。
そこにあるものは落ちたものしか分からない。

貴方は底に興味がおありかい?
ならもう少しボクの話でも聞いてみないか?

もっと有意義な話をしよう。

貴方はいったい、昨晩何を食べたんだい?

道標

ほんの少しだけ ほんの少しだけ前に
振り返ってしまうこともあるけれど
ほんの一秒だけ ほんの一瞬でいい
一歩ずつ前へ進んでいけるように

雨降りやまない日曜日の正午
猫がひとり空の青さを祈って鳴いた
窓を叩く雨音に耳をすませて
君はひとりどこかに祈りを歌った

どこに続くの ボクらの目の前の道は
繰り返した答えを探す道標を辿り
ボクらは またひとりぼっち 歩き続けた・・・

ほんの少しだけ ほんの少しだけ前に
振り返ってしまうこともあるけれど
ほんの一秒だけ ほんの一瞬でいい
一歩ずつ前へ進んでいけるように
繰り返した言葉をもう一度だけ伝えよう・・・
「大丈夫、君はひとりじゃないから」


【Listen】



どうしようもないって分かってるんだ
君の想いを隠してまでいたくはないよ
気付いてたんだ 君の想いに・・・
けど、それでもやっぱり苦しいよ・・・

目で追ってしまう君の姿
恥ずかしくて隠してたボクの想い
隠してたら分からないことくらい知っていたのに
君に知られるのが恥ずかしくて 嘘をついた・・・

強がってるだけだよ
本当は弱いんだ
お願い離れていかないで・・・なんて
いまさらだよね
都合がいいよね
わかってるよ・・・

「ごめんね」

でもね、これだけは覚えていて欲しい
わがままなのは分かっているけど
知って欲しいんだ
ボクの隠してたこの想いを
聞いてくれますか?

ボクは君のことを今もずっと・・・