彼のクライアントが日本企業に投資したい、ということでいくつかの企業を一緒に訪問させて頂きました。今後日本での支援を私にして欲しい、ということでした。
日本の企業を訪問した際、趣旨は伝わっていたせいか、Aさんはどちらかと言いますと、投資のスキームについて説明をしていました。
M&Aの方法論は、相手方にとってはいま議論するべき内容ではなく、どちらかと言いますと事業上、両社がどのようメリットがあるのか、というストーリーのほうに関心がありました。
まずは事業面でメリットがあるから資本面でも一緒になるのが正論だと思います。
しかし投資銀行の方はどちらかと言いますと、自分たちの得意分野の話に持っていきたがります。