オフィスは良いところに入るべき | 東京・台北・上海でビジネスする若き華僑のブログ

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日本一の安定企業を飛び出し、中国でビジネスする華僑らしい生き方をする華僑の話。

先日、ある社長から興味深い考え方を伺いました。

 

彼は金融機関を経て、不動産投資会社などを起業され、いまは従業員が50名程度まで成長されていまして、まだまだ伸びています。

 

社長がおっしゃるには、起業して間もないときは、社会的信用がなく、大企業はもちろんのこと、自社と取引をしてもらえるか、という不安が常にあったそうです。

 

そのため創業間もないにもかかわらず、オフィスは六本木ヒルズにいきなり入ったそうです。賃料は決して安くありませんでした。毎月の賃料が支払えるか、不安の日々だったそうです。

 

それでも無理をすることで、新規の取引先から信用を得ることができ、業績拡大につながったそうです。取引先も自社がどこにオフィスを構えているか、気になる企業が少なくない、と言っていました。

 

こういった話を伺うのは初めてではありません。

何名かの経営者が、相手の名刺や謄本に記載の住所を見て、相手のレベル?信用?を考慮して取引をすることがある、と。