♪ 松本操貞「あまよの友」を報じた讀賣と朝日の記事 | 京都盲唖院・盲学校・視覚障害・点字の歴史

京都盲唖院・盲学校・視覚障害・点字の歴史

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   讀賣新聞附録 明治26年3月29日 第五千六白三十九号(五)

◎あまよの友第一号(神田中猿楽町十四番地雨夜の友発行所)天下遑々として心盲の徒多し反ツて此の失明不幸の人を笑ふハ何ぞや彼れハ目を以て此れを笑ひ此れハ心を以て彼れを笑はんとす見すや彼の塙保己一を見すや彼の大谷刑部を、あまよの友ハ盲人の機関雑誌なり盲人に新智識を与へんとする大光明なり松本操貞・心聞舎宇逸・奥村三策等諸氏の文章燦然として見るべきものあり

 

   朝日新聞 明治26年4月2日 第二千五百四号(五)

●あまよの友 あまよの友と題する雑誌ハ盲者に新智識を与へ盲者の眠をさまさんとて出せるものなり世に不具者ほと哀れなるハなけれと本誌の如きものありて其智識を開発するを得バ蓋し盲者も亦心に盲せざるに至らんか発行所ハ神田中猿楽町十四番地あまよの友発行所

 

   朝日新聞 明治26年7月21日 第二千五百九十七号(五)

●あまよの友 是ハ盲人の為めに作られたる雑誌なり即ち盲人教育の実行を期せんとするものなりけれバ盲人に読で聴かせるため文章も平易を主とし且其立志の道を教へ懇切丁寧なり又盲人の手に成れる文多く此編輯人も盲人なり尚此外に盲人講習所といふを設置し之と相聯絡せんとするものゝ由社告に見ゆ本社ハ神田区仲猿楽町 あまよの友発行所

 【写真は、賀茂川の草から顔を出したカイツブリ】