書籍13 昭和国民禮法 | 京都盲唖院・盲学校・視覚障害・点字の歴史

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視覚障害教育の歴史を研究しています。京都盲唖院、古河太四郎、遠山憲美、鳥居嘉三郎、石川倉次、好本督、鳥居篤治郎、小野兼次郎、斎藤百合、エロシェンコ、楽善会、雨宮中平、点字

『昭和国民礼法』(文部省制定)はなかなかオモシロい。(昭和18年・高松書房刊)

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第十一章 食事
一、食事には容儀を整へ姿勢を正しくする。
二、食事の前には手を清める。
三、食事は凡(およ)そ左の順序・方法による。
1 一礼する。
2 飯椀の蓋をとる。蓋は左手で取り、上向にして左側に置く。
3 汁椀の蓋は、右手で取り、上向にして右側に置く。
4 飯の給仕を受けるには、飯椀を両手で出し、通ひ盆の上に置く。
時によっては片手でもよい。
5 飯椀を受取ったら、一旦膳の上に置く。
6 右手で箸を執り、左手を添へ、揃へて持つ。
7 飯椀を取上げ、一口二口たべる。
8 汁を一口吸ひ、実をたべる。
9 次に飯をたべ、汁又は右の方の菜に移る。あとは香の物以外は、適宜に何をたべてもよい。但し、菜から菜に渡ってはならない。必ず飯をたべてから、次の菜に移る。
10 飯の替りのときには、飯椀の中に飯を一口程残す。箸は膳の縁に掛けて置く。

・・・以下、16条まで続き、さらに11項目の注意が並んでいます。
・・・わたしにゃ、ごはんも菜も汁も香の物も、味気なくなりそう。
・・・階層、地域、風習など、どこらへんを基準にしたのでしょうね。
・・・とにかく、法律ではないにせよ、国がここまで定めていたとは。
・・・<国民>と称しながら、左利きの人のことは想定外のようです。ということは、障害者についても・・・
・・・ですが、次の文面だけは見られます。

戦没軍人、傷痍軍人並びにその遺族・家族に対しては、常に感謝の念を失わず、奉仕の誠意を表すべきである。